2017年6月10日

トラック運転手から観光バスドライバーに42歳で転職。「厳しくても成長できる環境を選びました」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PROFILE.
関本(せきもと)さん。観光バスドライバー。ケイエム観光バス株式会社所属。2016年8月キャリア(中途)入社。前職はトラックドライバー。犬を6匹飼う愛犬家で、趣味は散歩。(取材日:2017年5月26日)

関本さんはトラックドライバーから観光バスドライバーに転職されたんですよね。

そうです。18歳から42歳までトラック一筋で、16.5mのトレーラーを運転していました。

大きい!バスドライバーに転職したのは、やはり「大型車を運転するスキルが役に立つだろう」と思ったからですか?

そうですね、大型車を運転したいですし、やはりハンドルを握る仕事から離れたくないという気持ちがありました。加えて、転職先に求めたのは「更に成長できる環境であるかどうか」です。

成長ですか?

物流の世界に長年いたので、違うトラック会社に転職することも考えましたし、そっちの方が楽だったと思います。
ですが、42歳で転職となった時に「楽ができるか」を基準に仕事を選んでしまうと、「残りの人生がだらけてしまのでは?」という不安があったんです。
定年まで何十年とありますから、こなす仕事ではなく、刺激があってワクワクしながらできる仕事を望んでいました。

なるほど。キャリアを広げるために異業種の観光バスドライバーに転職を考えたんですね。

実際転職してみたら想像以上に大変だったんですけどね(笑)

笑顔で話をするトラック運転手から観光バスドライバーに42歳で転職した関本さん

トラックドライバーとバスドライバーってそんなに違うものなんですか?

全然違いました!技術面でもサービス面でも気をつけるポイントが違って、面白いんですよ。

ぜひ教えてください!トラックとバスの技術面で違うことって何ですか?

まずは車体の違いです。先程申し上げたとおり、私は16.5mのトレーラーを運転していました。一方バスは12mあります。この車体の長さの違いは慣れないとどうしようもありませんね。大型車を運転したことが無い方だと尚更だと思います。
後は、トレーラーってバックする時の感覚が普通と違うんです。真っ直ぐ下がるためには、行きたい方向と逆にハンドルをきらないといけない場合があります。その運転の癖が中々抜けなかったので、バスを車庫に入れる時は真っ直ぐ下ることができず何回も練習しました。

へえ〜!そんな違いがあるんですね。

それに、バスとトラックではタイヤの位置も違います。トラックは運転席の下にタイヤがありますが、バスは運転席よりも後ろにタイヤがあります。起点となる場所が異なり、カーブ時にちょっとした感覚の違いがあるので気をつけなければいけません。

なるほど!では、サービス面での違いはいかがですか?

やはり、「モノ」を運ぶか「ヒト」をお送りするかの違いは大きいです。

トラックは、事故を起こさず、確実に荷物を届けることが重視されます。対してバスはお客さまを安全に目的地までお送りするという意識が常にあります。

真剣な眼差しでバスを運転する観光バスドライバーの関本さん

お客さまをお乗せしているという感覚はバスならではですね。しかも大人数ですし。

やはり衝撃を与えない丁寧な運転を徹底する必要があります。発進時の急加速、シフトチェンジ、曲がる際の横揺れ、意外と難しいのは知らない道路を通った時の段差ですね。お客さまの身体をなるべく揺らさないように注意します。

バスの丁寧な運転技術は研修で磨いたのでしょうか?

そうです。指導乗務員の先輩方にみっちり教えていただきました。トラックは主に会社から現場に移動し、幹線道路をメインに走ります。
ですが、観光バスは都内だと国会議事堂周辺や官庁街、皇居周辺などトラックで走ることはほぼ無かった観光名所を運転するので地理を覚えることも必要でした。先輩方に経路を聞きまくって一つずつ覚えていきましたね。

関本さんが転職先に望んでいた「成長できる環境」が手に入って良かったです。観光バスドライバーの仕事のやりがいはどんなところにあるのでしょうか?

基本的に観光バスドライバーは、お客さまに楽しんでいただけるようにガイドの案内に合わせて運転することが仕事です。運転前にガイドと入念に打ち合わせを行い、本番ではガイドと呼吸を合わせ、お客さまが車窓観光しやすい車線に移動したり、速度を調整したりして車内を盛り上げます。そういった日々の仕事はもちろん楽しいです。

また、旅行の添乗員の方から「うーん、このまま行くと少し到着が早すぎてしまうので運転手さん、数十分どこか回れませんか?」とご相談される時があります。これは腕の見せどころなんですよね。

手袋をはめる観光バスドライバー関本さんの手元

というと?

「ここからだと日比谷のホテルには10分くらいで着いてしまうので、国会や皇居周辺を回ってみましょうか?」「東京タワーまで行くと集合時間に2〜3分ほど間に合わなくなってしまいます」などとその場で臨機応変に対応できるドライバーはかっこいいと思いませんか?旅行のスケジュールは分刻みで進んでいくので、バスドライバーの的確な予想は欠かせないんです。私はまだこの仕事を始めて長くないので、いつもパーフェクトとはいきませんが先輩方は凄いです。日本全国、観光名所の知識や道の知識が豊富で本当に尊敬しています。

関本さんも「これは良い仕事ができた!」と思った場面はありますか?

そうですね・・・。あ、ありました!
夜のお仕事で、冬の都内のイルミネーションを楽しんでいただく内容でした。日本橋にある三井本館の車窓観光をして、白金のフレンチディナーを堪能していただいた後に、東京タワーや、けやき坂、丸の内、銀座の中央通りのイルミネーションにお連れするんです。

楽しそうですね〜。

事前に経路をご指定いただいていたのですが、日本橋から食事場所の白金に行くまでに東京タワーがチラッと見えてしまうポイントがいくつかあると気づいたんです。

観光バスドライバーの仕事について話をする関本さん

なんと!せっかく後にとっておいたメインが先に見えてしまうわけですね。

それはダメだと思って、ガイドに「こっちの道を通るのはどうか?」と提案しました。ベテランガイドの方だったのですが、「なるほど。そのルートは良いわね。じゃあ私はその道をご案内するから運転はよろしくね」と私が考えた経路を認めていただいたんです。

おお!

ガイドの方は急遽変えたルートなのに見事な案内をされていてさすがだなあと思いました。そして、思惑通りに東京タワーは見えることなく目的地までお連れして、夜景も楽しんでいただけたので、ガイドとの連携が上手くいって凄くやりがいを感じた仕事でしたね。

お客さまに楽しんでいただくために見えないところで色々な工夫がされているんですね。かっこいいです!

お客さまの反応はとても気になりますから、楽しんでいただけると本当にこちらも嬉しいです。

観光バスの運転席に満面の笑みで座っている観光バスドライバーの関本さん

では最後に、観光バスドライバーに転職を考えている方にメッセージをお願いできますか?

観光バスドライバーは覚えることがたくさんあって、日々勉強の充実した仕事です。自分を高めたいという方にはピッタリだと思います。バスの広い窓から様々な観光名所を見ることができるのは中々面白いですよ。

あと、これはトラックドライバーの方だけになってしまいますけど。
トラックとバスって乗り心地が全然違います。トラックって重量物を運ぶのでバネがあまり強くなくて下からの突き上げの衝撃が割ときついんです。衝撃のせいで、私は若い時にヘルニアをやってしまいました。

一方バスは、エアーサスペンションがあって優しい設計になっていますので安心です。観光バスドライバーに転職してからなんと、腰が一回も痛くありません(笑)

そういったことも考えて、観光バスドライバーを検討すると良いのではないかなと思います。

健康は大事ですよね(笑)関本さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

国際自動車ではバスドライバーの採用を積極的に行っています。
説明会も随時開催しておりますので、是非ご参加ください。

HOME / DRIVERS
お問い合わせ・ご相談はこちらから

電話でのお問い合わせ 
kmキャリアステーション

フリーダイアル0120-03-5931

8:00~18:00(土日祝日を除く)

お問い合わせの際は「採用サイトを見た」とお伝えいただくとスムーズです。