2014年12月23日

「かっこいい」を求めて、ジュエリー販売員からタクシードライバーへ転職した女性ドライバー。

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PROFILE.
吉川(きっかわ)さん。タクシードライバー。国際自動車(kmタクシー)株式会社吉祥寺営業所所属。隔日勤務。2014年7月キャリア(中途)入社。前職はジュエリー販売員。趣味はソフトボールに草野球。(取材日:2014年12月23日)

職人か、接客か?本当にやりたい仕事とは?

地元長野県の高校卒業後、ジュエリーの鑑別や加工、デザインを学ぶため山梨県の専門学校に入学した吉川さん。2年間学んだ後は、ジュエリー制作会社に就職し、指輪やネックレスにダイヤ等を付けるといった仕事を半年間続けていた。

「制作の仕事は自分との戦いで、頼まれた物を黙々と作り続ける職人の様でした。本当に人とずっと話さず、休憩時間になると声が裏返っちゃうくらい(笑)」

淡々と作業をこなしつつも、「自分が今作っている物は本当に売れるのか?」と疑問を抱きながら仕事をしていた。

「私の仕事はジュエリーを作ることなので、実際購入して頂くお客さまの反応を見ることができませんでした。仕事は好きでしたが、ひたすら制作しているだけでやりがいをあまり感じなかったです」

「もっと人と関わる仕事がしたい」という思いで転職を決意。東京でジュエリーの販売員となる。

「自分の好きなブランドなので、商品の良さも分かっていますし、顧客も出来ました。私が別店舗に移動してもわざわざいらしてくれる方もいて、嬉しかったのを覚えています」

7年間も販売員を続けた吉川さん。一体どうして再び転職を考えたのだろうか。

「ジュエリーを売っているだけの時は良かったのですが、責任者になると売り上げノルマが接客に絡んできます。数字のためだけの接客になってしまい、自分のモチベーションを上げるのが難しくなりました。常に追いつめられている環境で、精神的に辛くなってしまったのです」

ジュエリーコーディネーターの資格も取得するほど努力していたが、販売員が自分の「本当にやりたい仕事」とは思えず転職を考え始めた。

職人も接客も!良いとこどりのタクシードライバー

転職を決意し、「自分が本当にやりたいものは何か?」と考えたとき、浮かんだのは意外にもタクシードライバーだった。

「もともと、普通の女性がやらなさそうな、かっこいい感じの仕事をやりたかったんです」

実は専門学校入学前からこの職に興味があったという。

やりたい!と一度思うとすぐ行動に移す吉川さん。友人からの反対はあったものの、気にせず面接へ向かい、採用が決まってから両親に報告。
「家族は私の性格を理解しているので、『またでたよ!』という反応でした。『人の命を預かる仕事だから責任を持ってやりなさい』と言われ、反対はなかったです」

タクシードライバーの世界は今までの吉川さんのキャリアと全く異なり、一からのスタートに思える。しかし「転職は全然怖くなかった」という。
ジュエリー制作は、男社会の中で黙々と自分の仕事をこなし技術を磨く職人の仕事、
ジュエリー販売は、お客さまの反応を直に感じ一人一人に合わせたきめ細やかな接客をする仕事だった。

「タクシードライバーはその二つが合わさった仕事です。運転という技術職なので手に職を持つことができ、お客さまとの距離がとても近いので接客経験も活かすことができます」

タクシーはお客さまを目的地まで安全にお送りすることはもちろん、おもてなしで付加価値を付けることで満足してもらう。居心地の良い空間や特別感を提供することで、自らが付加価値を生み出せるという部分に吉川さんなりの「かっこよさ」を見出した。ジュエリーからタクシーという飛躍に思えた選択も、実は軸が真っ直ぐで「やりたいことをやる」生き方だった。

実際タクシードライバーになってみて、思うこと

前職時代は「食べるものにも構わず、寝なくてもいい」という生活だった吉川さん。タクシードライバーに転職後、変化があった。

「(販売員時代は)カレーばかり食べていました。売り上げノルマが大変で、今より時間はあったはずですが、常に忙しかった。だからお昼はジップロックでご飯を持参して、ロッカーからカレーパウチを出してレンジでチンでした」

毎日カレー。たまにハヤシライスでマイナーチェンジをしていたそう。

「タクシードライバーになって、体調の自己管理が凄く大事だと気づきました。今は休むのも仕事の1つだと思っています」

三食きちんと食べて、休日は自炊。野菜や魚、ヨーグルトなど身体に良い物を食べるよう心掛けたところ、以前より健康になったという。自分の納得する仕事が出来ている、という満足感が心身に与える影響も大きい。

「自分の好きな仕事ができているので、本当にストレスがなく、毎日楽しいです。休日は寝たい時は眠って、やりたいことがある時はやる。自分のしたいことをそのままやっている感じですね」

深夜の勤務は疲れませんか?と伺うと、「前職も深夜まで勤務していました。私が疲れていることはお客様には関係のないことなので」と控えめながらもしっかりと答える。

「勤務中も営業所に戻った時も疲れていないです。帰宅すると死んだように寝ますけど(笑)」

吉川さんのような若い女性タクシードライバーはまだまだ珍しい。お客さまに「夜遅いから気をつけて!」と心配されることもしょっちゅうだ。

「おじいちゃんもおばあちゃんも、同年代の人も皆さんとても優しいです。道も教えて頂けるので有難いですね。渋谷から恵比寿に行く際に、Uターンの場所をわざわざ遠回りして『ここだよ。これからこの道使うと良いよ』と言って下さった方もいました」

接客に終わりは無い。ずっと続けていきたいドライバーという仕事

タクシードライバーになってまだ日が浅い今は、自分にできることを精一杯やっている段階。

「販売員の頃は自分からお客さまに積極的にいっていましたが、タクシードライバーはお客様の雰囲気を察することがまずは第一だと思います。
話しかけて頂いたときはきちんと返せて、楽しくお話ができるよう心がけています

マニュアル通りの対応にならないよう、一人一人のお客さまにしっかりと向き合っていきたいです」販売員の頃から接客をしていてイライラしたことが無いという吉川さん。

「お客さまの立場になって考えてみると改善点が見えてくるのです。自分がもっと違う対応をすれば良かったのだと、何かしら反省することが絶対自分にあるのですね。私はまだまだ新人なので、これから上手くいかないことも出てくるかと思います。お客さまに喜ばれたい、褒められたいと思うと自分本位の接客になってしまうので、気を付けないといけません。接客にはゴールがないので、お客さまが居心地良く過ごして頂けるよう自分にできる最大限の努力をしていきたいです」

国際自動車ではタクシードライバーの採用を積極的に行っています。
説明会も随時開催しておりますので、是非ご参加ください。

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