2017年12月26日

正社員の安定を求めて派遣からタクシーに転職。目的地が分からない時の対処法とは?

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PROFILE.
大西(おおにし)さん。タクシードライバー隔日勤務。国際自動車(kmタクシー)株式会社吉祥寺営業所所属。2008年7月キャリア(中途)入社。(取材日:2017年12月12日)

大西さんがタクシードライバーになったきっかけは何ですか?

以前派遣の仕事をしていたた際に給料が途切れるのが不安だったんです。子どもが小さかったので早く正社員で安定したいなと思って就職活動をしてみても、年齢のせいで中々決まりませんでした。職業紹介所に行って正社員を探していると言っても「パートでしょ?」と相手にもしてもらえないことがあって。精神的にも収入的にも派遣だと辛かったので、正社員募集をしていたタクシードライバーの職に就こうと思ったんです。

運転や地理好きでしたか?

運転技術は普通だったと思いますけど、地図を見るのは好きでした。でも、地理が好きといっても道を細かく全て覚えられるわけではないですし、道の知識が変に邪魔をすることもあるので、膨大な地理の知識が必須ではないと思います。この仕事はお客さまの考えが優先ですから、本当はこっちの道が最短だと思ってもお客さまの好みでなければ使いません。お客さまに道を教えていただきながら成長する方が大事ですね。

ということは、最も求められるスキルは・・・

コミュニケーション能力です。

やっぱりそうなんですね!

コミュニケーション能力に終わりはないですから、どこまで追求するかは人それぞれです。でも、例えば「右」「左」としか言わないお客さまから、どこまで目的地の情報を引き出せるかといったコミュニケーションスキルは最低限欲しいところですね。住所まで引き出せたら最高なんですけど。1番困ってしまうのは、「言うから」という一言ですね。そういうお客さまに限って言いません(笑)

それは困りますね(笑)

お客さまにも迷惑がかかりますし、ドライバー自身を守るためにも聞き方は工夫します。「ずっと真っ直ぐ」という指示でも、大きい交差点に差し掛かったら「真っ直ぐで良いですか?」と一応確認するとか。思い出したように「あ、次の信号を右ね」と仰るお客さまがいらっしゃいますよ。

急に曲がれない場面もありますもんね。

井の頭通りを走っている時に「永福町まで」と仰るお客さまがご乗車されたとします。でも実際に永福町ぴったりに行く方なんて多くないんですよ。そういう時は「お客さま、西永福駅まで行きますか?」と刻みます。「環八は越えますか?」と。変な言い方ですけど、お客さまの言葉をそのまま鵜呑みにしちゃいけません。

電話中の方でも「お話し中で申し訳ありませんが、」と中断することになってでも伺った方が良いと思います。聞き方が悪くなければお叱りを受けることはありませんし、間違える方が問題です。何を求めていらっしゃるか聞き出すのもプロであるこちらの責任とも言えます。

いかにお客さまを不快にさせず聞き出せるかが勝負ですね。大西さんは普段どんなエリアを走っているんですか?

調子が良ければ港区や中央区、西麻布なんかはよく行きますね。そういう場所はタクシーがとにかく多いので集中できる元気が無いとお客さまをお送りできないんですよ。前に同僚が「ビルに電気が点いているかを見て、人がいるかを確認している」と言っていました。みんなそこまで考えて仕事をしているので、走っていればできるという仕事ではないなあと痛感しますね。

皆さんそれぞれ戦略を持ちながら走っているんですね。

考えることは沢山ありますよ。一般道を走っている時はお客さまをお送りしながら、他のお客さまがタクシーを待っているポイントを何となく覚えておくんです。すると同じ道を戻ってきた時に例えば3箇所ほど覚えていたらそのうち1箇所くらいの割合で人がいます。そういうのって、やる気がないとできない。

常にアンテナをたてておくことを楽しめる人が向いているのかもしれないですね。

私なんかは色々なところに興味がいっちゃうタイプなんですよ。仕事をしながら「あそこのパン屋さん美味しそう」「あのケーキ屋さん今度行ってみたいな」なんて思っている時に「あ、お客さま!」みたいな。ずーっと集中する必要は無いとは思いますが、歩行者や自転車や路駐している車にはいつも気を配っているので障害物競争みたいですよ(笑)

楽しんでいる様子が伝わってきます(笑)仕事のやりがいはどんなところにありますか?

色々なお客さまにお会いできることですね。異業種の方々から他社の話など聞けるのは面白いです。タクシー乗車時にあまり気分が優れなかったり、落ち込んだりしている様子のお客さまもいらっしゃるんですけど、私と少しお話して元気になってもらえら時は嬉しいですね。嫌な気持ちって次の日まで持ち越したくないじゃないですか。
以前頂いたエコーカードに「最高に面白かった。また乗りたい」というお客さまの感想があったんです。3人くらいで乗車されたお客さまで、すごく盛り上がりました。そういう風にお客さまが1日の最後に利用するタクシーで笑ってもらえたらいいなって思います。

今後はどんなタクシードライバーを目指していきますか?

まずは無事故無違反。営業収入(売り上げ)はマイペースに。会話だけじゃなくて、ブレーキングを丁寧にしたり、気持ちよく挨拶したりすることがお客さまの気持ちに影響を与えると思うので、そこもなるべく気をつける。お客さまに喜んでいただけるサービスが提供できるよう頑張っていきたいと思います。

応援しています!大西さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

国際自動車ではタクシードライバーの採用を積極的に行っています。
説明会も随時開催しておりますので、是非ご参加ください。

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