PROFILE
椎野さん。タクシードライバー。国際自動車(kmタクシー)株式会社板橋営業所所属。2018年中途入社。隔日勤務。(取材日:2019年10月29日)
椎野さんは国際自動車(kmタクシー)に入る前は何をされていたんですか?
ゴルフ場のレストランと受付で働いていました。ですが長女が高校に入学したタイミングで、ゴルフ場だとこれ以上収入が伸びていくことは見込めなかったので転職を考え始めました。都心で働くと家が遠いので、朝は早く夜は遅くになってしまい大変だなと思っていたところ、kmタクシーの求人を見つけまして。タクシーなら2日分一気に働けていいなと思いました。実際、明けに営業所で寝てから帰ることもできるので楽ですよ。
2日分一気に働けば行き帰りの回数も2分の1になりますもんね。では次に、数あるタクシー会社からkmタクシーを選んだ理由を教えてください。
一番は研修がしっかりしているから、ですね。未知の業界でしたから研修がしっかりしているところでないと不安だなと思い、kmタクシーを選びました。
実際研修を受けてみて、どうでしたか?
学校にもう一度通っているみたいでしたね。研修では特にホスピタリティについて叩き込まれました。実務に入って最初の頃は道を覚えるので必死でした。でも少し余裕が出てきてからは研修で教わったことを思い出したりしています。
研修が実際の業務にも役立っているのですね。
思った以上に女性向きの仕事だったタクシードライバー。
仕事とプライベートのバランスは前職のときと比べていかがですか?
前職のときより全然時間があって、自分の時間も、子どもたちとの時間もあります。ゆっくり買い物に行ってご飯を作る時間まであるので、思った以上に女性向きの仕事だと感じています。ゴルフ場は朝が早いですし、夜はパーティーがあったりすると遅くまで残ったりしなきゃいけなくて。でもタクシーなら会社の都合で遅くまで残されたりもしないですし、自分の生活リズムを崩さず生活ができて快適です。
それはよかったです!椎野さんはこの仕事のどんなところにやりがいを感じていらっしゃいますか?
そうですね。裏道を覚えていくことにはやりがいを感じていますよ。裏道はお客さまに教えてもらうことが多いんですけど、そのお客さまに教えてもらった裏道を他のお客さまをお乗せしたときに使ったりすると褒めていただけたりもします。裏道はなかなか自分では調べられないので、帰ってから自分の行かなかった道を先輩に聞くこともあります。「どこどこの交差点の一本手前の路地を行くとどこに出るんですか?」とか聞くと、「あそこは行き止まりだよ」などと教えてもらえて、(ああ行かなくてよかった)みたいなこともありました(笑)。
なるほど。裏道はお客さまや先輩からの口コミが主な情報源なんですね。
女性ドライバーは増えてきたとはいえ、まだまだ少ないと思うのですが、女性のドライバーとして何か感じることはありますか?
女性のお客さまには「ドライバーが女の人だと乗りやすい」とわざわざ選んで乗っていただけることもありますね。特に夜はドライバーが男の人だと怖いと感じる女性のお客さまも多いみたいで。寝てしまったとき男の人に起こしてもらうのは抵抗がある、とか、そういった声も聞いたことがあります。
なるほど。確かに女性のお客さまの中には女性のドライバーがいいという方も多くいらっしゃるでしょうね。他にも「これは女性ならではだろう」というようなエピソードがあったらぜひお聞かせください。
そうですね…、kmタクシーは行灯がかわいい、とかですかね(笑)。
確かに丸くて大きくて他社よりかわいいですよね(笑)。
そうなんです(笑)。緑色にぽっと光っているのを見るとこころなしか安心します。あとこの仕事をしているとすごくきれいな夜景が見れるので、それもやりがいの一つですね。「ああこの仕事をしていてよかったぁ」って思います。
私も夜のドライブ好きなので、羨ましいです!最後に今、お仕事を探されている方に向けてメッセージをいただけますか?
はい。売り上げにノルマがあったりもしないですし、売り上げが悪くても上の人に何か小言を言われたりすることもなく、逆に励ましてくれる優しい会社です。私のように子育てが一段落した主婦の方には特におすすめの職業ですよ。
今日は取材にご協力いただきありがとうございました。きれいな夜景を楽しみながら、これからも自分のペースでお仕事頑張ってください!!