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沢野さん 板橋営業所 タクシードライバー
2007年入社 前職：飲食店勤務
水天宮から、東京タワーへ。
東京タワーの上には、〇〇が…？
本日は「パワースポット巡礼」第2弾ということで、東京5社を回りたいと思います！観光タクシードライバーの沢野さん、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします！
さて、早速向かいたいと思います。まずはどちらへご案内いただけるのでしょうか？
まずは「水天宮」へお連れしたいと思います。水天宮の総本山は福岡にあります。1818年（文政元年）に、現福岡県の久留米藩の有馬頼徳が、東京三田に分社を建てたのが始まりと言われています。
今は日本橋にあるのですね！
明治時代に、一度青山へ移り、その後現在の位置に落ち着いたようです。
こちらは、どのようなご利益をいただける場所なのでしょう？
いちばんは「安産祈願」「子授け」です。祀られている安徳天皇が子どもの守護神であるということから、そう伝わっているんですよ。また、その他には病気の治癒や水難除けのご利益があるとも言われています。「水天宮」の名にあるように、水の「流し出す」作用に通ずるご利益があるのです。
なるほど。水天宮のご利益には、歴史・文化、言葉の力、両方の側面があるのですね！
本日は雨天のため静かですが、「戌の日」には多くの人々が訪れます。先程申し上げた通り、水天宮は「安産祈願」「子授け」のご利益があり、特に妊娠5ケ月目に入った最初の「戌の日」に訪れるのがいいと言われています。犬は子沢山で、子どもを大切に育てますから、「子育て」の象徴になっているんです。敷地内には、犬を形取った像が置かれており、こちらも人気のスポットになっていますよ。
さて、水天宮を経て、今度は東京タワーへ来ました。
東京タワー…がパワースポットなのですか…？
東京タワー自体というより、東京タワーの中にある「タワー大神宮」がパワースポットなんです！東京23区の最高所150mの位置にあり、御朱印をいただくこともできます。こんな所に！という驚きはありますが、れっきとした神社ですよ。
なるほど…。しかし、どうしてこんな場所に神社があるのでしょう？
東京タワーを運営する日本電波塔株式会社（現株式会社TOKYO TOWER）の創立20周年を記念して作られたそうです。伊勢神宮から天照皇大神の分霊を勧請していて、縁結びや学業成就などのご利益をいただけるとのことです。
タワー大神宮にお越しいただいた際には、東京タワー自体も存分に楽しんでほしい所です。実はこの電波塔、面白い歴史を持っている建造物。朝鮮戦争の際の資材を再利用して制作されているなど、知られざる秘密があるのです。タワー内のビジョンで流れている映像で、その歴史を知ることができるので、ぜひ併せてご覧ください。
ちなみに東京タワー内では、電波塔の地図記号から生まれた「WIO（ウィオ）」という挨拶があります！オリジナルパッケージのソフトクリームや、東京タワー発の音楽グループなど、他にもエンターテインメントが盛り沢山です！
寺社巡りは歴史と文化のお勉強？
パワーをいただきながら、学びを深める。
さて、次にやって来たのは「虎ノ門金刀比羅宮」です。あいにくの天気ではありますが…このビル街の中に、このような神社があるのは少し不思議な光景ですね。
1660年（万治3年）に当時の讃岐国丸亀藩主が、東京三田にあった藩邸へ金刀比羅宮の御分霊を勧請しました。その後、現在の場所へ移住し、江戸市民が参拝するスポットになったんです。先程足を運んだ水天宮のように、遠方から御分霊を勧請して江戸の発展とともに歴史を重ねてきた神社なんですよ。
寺社巡りに歴史と文化あり。勉強になります！
さて、お次にやって来たのは、日枝神社です。こちらは、国際自動車（kmタクシー）の本社から徒歩で来られる位置にある神社ですね！
こちらは、どのような歴史を持つ神社なのでしょうか？
日枝神社は、太田道灌が江戸城を築城するにあたって、川越日枝神社を勧請したことが始まりと言われています。その後、庶民の参拝も許されて親しまれていた中、明暦の大火や東京大空襲などで数度社殿が焼けてしまったという歴史も持っています。
数度の再建を経て、今の形があるのですね…。
そうですね！実は、この近くにもう一つパワースポットがあるんです。ぜひ、その場所にも足を運んでみましょう！
こちらは、「豊川稲荷」ですね！
愛知県の豊川稲荷の直轄の別院であり、古くは今川義元、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、九鬼嘉隆、渡辺崋山など武将達から信仰を集めたパワースポットなんです！江戸時代には庶民の間でも親しまれ、商売繁盛、家内安全・福徳開運のご利益がある場所として進行が深まりました。
きつねの像が、とてもチャーミング！こんなに多くのきつねが並んでいる神社は珍しくて、パワースポット感満載ですね。
様々な業界を渡り歩いた沢野さん。
転職活動の決め手とは。
沢野さんは、中途入社で国際自動車に入られたと聞きました。前職では、どのような仕事をされていたんですか？
前職は、飲食店でエリアマネージャーとして勤務していました。都内近辺の複数店舗を回り、料理のクオリティを管理したり、お客さまからのご意見を受け止め対応したりなど、幅広く仕事をさせていただきました。
前職は全く違う業界にいらっしゃったんですね！
そうですね！ですから、料理は得意で、今も休みの日には家族に料理を振る舞うことがあります。料理に関する「うんちく」もたくさん持ってますから、時々お客さまとの会話のネタになることも。「中途入社ならでは」のポイントですが、前職で学んだことが、乗務中のふとした時に役に立つんです！
なるほど！前職での学びが生きる…それは中途入社の方ならではの特権ですね。
飲食店の前は、自衛官として働いていました。ですから、ネタはたくさん持っていますね。多くの業界を経験しましたが、どの業界にいても共通していたのが「人と関わる仕事がしたい」という思い。飲食店での仕事を離れることが決まって、次の仕事を選択する際にも、この「人と関わる仕事」という点がカギとなりました。
そして出会ったタクシー業界ですね。
そうですね！元々運転も好きな方です。ですから「得意」と「好き」が両方揃う仕事に就けた喜びがありますね！
中途入社の方だからこそ分かる転職の納得感。ぜひ、この記事を転職活動中の方に読んでいただきたいですね！本日は貴重なお話をありがとうございました！