2015年1月15日

タクシードライバーを支える課長の役割とは?「僕、お掃除おじさんなんですよ(笑)」

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PROFILE.
坂田(さかた)さん。国際自動車(kmタクシー)株式会社羽田営業所所属。課長。旧目黒営業所で7年勤務後、世田谷営業所で会計職、安全係、係長3つの職種を経験。1987年4月新卒入社。(取材日:2015年1月15日)

人生のターニングポイントを迎えて改めて感じる、国際自動車(kmタクシー)への感謝。

プライベートな話になってしまうのですが、僕、子どもが2人いるんですよ。1人は社会人の27歳で、2人目ももう大学4年生なので、来年卒業なんです。となると、親としての最低限の務めは終わったかなと思っています。

僕も50歳と言う節目を迎えて、自分としてはターニングポイントにきているのかなと感じています。そこで、27年間国際自動車(kmタクシー)で何をやってきたんだろうと考えた時に、国際自動車(kmタクシー)のおかげで子供2人を無事に卒業させていただいて、もうこれは感謝しかないなと思っていて。

そこで、今度は僕が国際自動車(kmタクシー)に恩返しする番だと考えているんです。国際自動車(kmタクシー)で働く課長として、僕は営業所のタクシードライバーたちに何をしてあげられるんだろう、と考えるようになりました。

僕、お掃除おじさんなんですよ(笑)

僕、お掃除おじさんなんですよ(笑)現在羽田営業所の2課を担当していて、2課の車庫を全部掃除しているんです。1課で75台体制ですから、結構な量のごみが出るんです。75リットル入るごみ袋で3つか4つくらい。毎朝、軍手してタオルを巻いて、ごみの処理や掃き掃除をしてから、タクシードライバーたちを送り出しています。最近は、1階の事務所もわざとらしく掃除しているんですけど(笑)

僕は総合職で新卒入社しているのでタクシードライバーの経験が無いんですよ。なので、営業についてのアドバイスよりも掃除の方が皆の役に立つんじゃないかと思ったんです。毎日使う場所ですから、そこが汚いと気分が良くないですよね。

「課長はどーんと構えていればいいんだよ。ごみ掃除なんてやってちゃだめだよ」なんて言うタクシードライバーも居ますが、僕は、タクシードライバーたちに毎朝気持ちよく出庫してもらいたい。ただそれだけなんです。そんな想いで毎日掃除をしています。

バースデーカードのプレゼントや、家庭訪問。坂田課長流の労務管理とは

タクシードライバーたちの誕生日になると、パソコンでバースデーカードを作ってプレゼントしています。「○○さん、お誕生日おめでとうございます」というメッセージのあとに、「いつも素敵な笑顔をありがとうね」など個々に感じる感謝の気持ちと、「健康に留意して頑張ってください」と書いています。それを、誕生日の前日に個人のレターケースにこっそり入れているんです。

特に差出人の名前は書いていないので、初めの頃は「誰がこんなことをしてるんだ!?」なんて話になったみたいなんですけど(笑)、けっこう評判良いみたいで嬉しいです。「うちには素敵な課長がいるなあ」と言ってくれて、先日バースデーカードを送ったタクシードライバーからは、「課長ありがとうー!家族はいるけど、嫁さんも子ども誕生日おめでとうなんて言ってくれなくて、お祝いしてくれたの課長だけだよ!(笑)」とお礼を言ってくれました。そういう声を聞くととても嬉しいですね。

「こんなのどうでもいいじゃん」と思われそうなくらい些細な事ではあるんですけど、そんなちょっとした気遣いが嬉しいんですよね。労務管理とは、そういった些細な事の積み重ねだと思っています。

休んだ社員がいれば僕すぐに家庭訪問にいくんですよ。菓子折りもって突撃します。「プリンでも食え!」なんて言って(笑)

常に相手の事を考えて行動していれば、自ずと答えって出てくると思うんですよね。職場の課長が「どうした?大丈夫か!?」って駆けつけてくれたら嬉しいと思うんですよ。自分が寝込んだ時に社長が「坂田大丈夫か?」って来てくれたら嬉しいですし。労務管理ってそういうことだと思うんです。相手の事を想って行動し続けていれば、いつかは必ず伝わるし感じ取ってくれる。それが僕の労務管理のやり方です。

ずっと頭にあるのは、「何もない日なんてないんだよ」という言葉

以前、あるタクシードライバーから聞いてすごく印象に残っている言葉があるんです。

営業所では必ず当直報告をやっています。朝出社した際に、「昨日は何も異常ございませんでした」「忘れ物が2点ほどあっただけで他には何も異常ございませんでした」といった報告を受けるんです。

その当直報告に関して話している時に、一人のタクシードライバーが僕に言いました。「さんちゃん(坂田課長)、職員さんたちは当直の時に、『昨日は何もございませんでした』という報告を頻繁にしているようだけどね、どんな仕事でもそうであるように、本当に何もない日なんてないんだよ。それだけは忘れないでよ」と。

僕、それを言われるまで知らなくて。当直で『何もない』と報告されれば、本当に何もないと思っていたんです。現在国際自動車(kmタクシー)は業界変革に挑戦している最中です。新卒のタクシードライバーが100名以上入社したり、女性のタクシードライバーが活躍したり、本当に素晴らしいことです。

ですが、まだ完全に世間のイメージは変えられていません。国際自動車(kmタクシー)のタクシードライバーの実態が正しく伝わっていないために、誤った先入観から苦労することもあるわけです。ドライバーたちが何も言わなくても、職員はそれを分かった上で接しなきゃダメなんだって教えてもらいました。

営業所にあるエレベーターの横に、A3の用紙を掲示しているんですけど、「今日もお仕事、大変ご苦労さまでございました。理不尽なこともたくさんあったと思います。よく我慢してくれましたね。この気持ちは、終業時に班長・課長にぶつけてください」と書いているんです。結構評判良いんですよ。

なぜそんなメッセージを掲示しているかといいますと、僕は「自分たちには班長や課長がついているぞ!」とタクシードライバーに思ってもらうことが大切だと思うんですよね。「全力でバックアップするスタッフがちゃんといるから、何の心配もせずに自信持って頑張ってきてよ」と。もちろん日ごろから声もかけているのですが、そんな気持ちを体現していけたらとも思っているんです。

ホスピタリティは目的ではなく、あくまで手段にすぎない

国際自動車(kmタクシー)では、グループ会社も含めると3300台ものタクシーが毎日走っており、1日約9万人のお客さまが国際自動車(kmタクシー)をご利用くださっています。

その9万人のお客さまが、国際自動車(kmタクシー)のタクシードライバーのホスピタリティ溢れる接客に感動し「こんなタクシー初めて乗った!運転手さんありがとう!」と降りていかれれば、会社や家庭など、降りて行かれる先にも感動や幸せが伝播していくと思うんですよね。

反対に、タクシードライバーが適当な対応や接客をしてしまったとしたら、お客さまの降りて行かれる先の雰囲気はどうでしょう。例えばですが、「おい、なんか今日部長ピリピリしてるぞ」なんていって、あまり良い空気にはならないんじゃないでしょうか。

タクシードライバーがホスピタリティ溢れる接客をすれば、お客さまの心だけでなく、行き先までもあたたかくすると思うんです。そして、人々の心があたたかくなれば、犯罪や悲しい事件が減っていくと信じています。

単純な計算方法ではありますが、1日約9万人のお客さまにご利用頂いておりますので、1ヶ月で270万人です。東京23区の人口はおよそ900万人ですので、国際自動車(kmタクシー)のタクシードライバーがホスピタリティ溢れる接客でお客さまをお送りすることが出来ると、3ヶ月で東京から犯罪が無くなるんです。

「そんなの無理でしょ」「何を言ってるの」という声も聞こえてきそうですが、僕はそう信じていますし、国際自動車(kmタクシー)が目指しているのはそこまでだと思っています。

つまり、ホスピタリティはあくまで手段でしかないということ。目的じゃないんですよ。国際自動車(kmタクシー)は、ホスピタリティ溢れる接客、サービスで社会に良い影響を与えていく会社だと思っています。

それを実行してくれているのは、現場にいるタクシードライバー。だからこそ、僕はタクシードライバーが気持ち良く働ける環境をつくっていきますし、全力でサポートしていきます。それが、僕の考える国際自動車(kmタクシー)への恩返しなんです。

国際自動車ではタクシードライバーの採用を積極的に行っています。
説明会も随時開催しておりますので、是非ご参加ください。

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