2017年7月27日

「タクシーに乗るのが怖かった」精神的な辛さを乗り越え班長となった新卒女性タクシードライバー

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PROFILE.
廣村(ひろむら)さん。タクシードライバー。国際自動車(kmタクシー)株式会社板橋営業所所属。班長。隔日勤務。2015年新卒入社。趣味はストリートダンスで、踊れるタクシードライバーを目指す。(取材日:2017年7月21日)

踊れるタクシードライバーになってよ!

私が新卒でタクシードライバーになった理由の1つは、国際自動車(kmタクシー)がストリートダンスと仕事の両立を応援してくれたからです。他社の面接では私が「ストリートダンスが好き」と言っても「そうなんですね」「良いですね」と楽しい趣味の話としてサッと流されるくらいでした。

ですが、国際自動車(kmタクシー)の人財採用課(人事)の人たちは違いました。キャリア面談を担当してくれた茅根さんは、「ストリートダンス?良いね!どんな動きをするの!?」と興味を持ってくれて、「社会人になっても続けたい」と言う私に「応援するよ。踊れるタクシードライバーになってよ!」と、隔日勤務の場合にどのくらい練習時間が確保できるかを一緒に考えてくれました。

以前は在学中に取得した簿記の資格が活かせるかと思い、金融業界などを中心に就活を行っていましたが、国際自動車(kmタクシー)に出会ってからは「絶対この企業に入りたい!」と考えるようになったんです。

国際自動車(kmタクシー)の新卒タクシードライバー廣村さんがストリートダンスをしている写真

趣味と両立するためのタクシードライバーのスケジュール

実際に入社してみると、人財採用課(人事)の方が仰ったようにストリートダンスのための練習時間はきちんと確保でき、友人たちと週1〜2日のペースで23時〜5時までの深夜練習を楽しんでいます。

廣村さんのスケジュール

時間 スケジュール
10:00 起床
15:00 営業所到着。点検など出庫の準備
16:00〜 出庫
〜12:00 帰庫。洗車など
14:00 退社
〜18:00 仮眠
〜23:00 夕食、休憩
23:00〜5:00 ダンス深夜練習
6:00 帰宅
〜13:00 就寝

タクシードライバー3年目となった今は、お客さまとのコミュニケーションを楽しめるようになり、班長に抜擢していただいたことで後輩指導や営業所のタクシードライバーたちと交流を深めるなど毎日が充実しています。ですが、入社直後は正直「辞めようかな」と思うほど辛い時期がありました。

タクシーに乗るのが怖いんです

運転は得意だったのですが、都内の地理が分からないことがネックになりました。優しく道を覚えてくださるお客さまが圧倒的に多いですが、ごく少数でも「道も知らないのにタクシードライバーになるんじゃないよ」とお叱りをいただくと自分の不甲斐なさに悔しさを覚えます。お客さまが降車後にタクシーを脇に止めて泣いたこともありました。

「泣くくらいだったら、道を覚えよう!」と再び走り出すと、今度は「若いのにタクシードライバーなんてもったいないよ」という声をかけられます。「タクシー業界に偏見を持っている人がいる」ことは知識としては知っていましたが、自分が言われる側になるとやはりモヤモヤとした気分になります。

タクシードライバーは仕事中は1人です。営業所に帰れば優しい先輩や仲良しの同期や職員の方があたたかく迎えてくれますが、仕事中はムシャクシャする気持ちを自分で消化しないといけません。

いつの間にか乗務が怖く感じるようになっていました。会社や営業所の人たちは大好きなので営業所に行くことはできても、タクシーに乗ったら気持ちが悪くなるようになってしまったんです。

のんびりやろう

「体調が悪い」ことを理由に連続してお休みをもらっていた時でした。営業所の班長が電話をくれたんです。「休んでいるところにごめんね。俺の考え過ぎだったら申し訳ないんだけど、廣村さんが休んでいるのってただの体調不良じゃないと思うんだ。俺、このまま廣村さんが辞めちゃうんじゃないかと思って」

びっくりしました。私は営業所では明るく振る舞っていたつもりですし、乗務中は1人ですから自分の悩みは誰も気づいていないと思っていたんです。

「家に引きこもっていると良くならないし、会社に来づらくなってしまうから、とりあえず会社の近くのファミレスで会わない?」と誘われ、班長と課長と3人で面談を行いました。お客さまが怖いこと、自分の未熟さが悔しいこと、今はタクシーに乗るのが辛いこと、それでも国際自動車(kmタクシー)や営業所のみんなは好きだということ。全て正直に伝えると、「そういうことなら、しばらく内勤をやろうか?」と具体的に解決策を考えてくれました。

それから1ヶ月間はタクシーに乗らず、営業所のタクシードライバーたちのサポート業務を行いました。今まで以上に色々なドライバーたちと雑談や仕事の話、家族の話、趣味の話をしました。この1ヶ月の間に自分を劇的に変えた出来事が起こった訳ではありません。でも、内勤を終えた1ヶ月ぶりの乗務では、運転をしながら「のんびりやろう」と思う自分がいたんです。

班長として後輩タクシードライバーたちを支えたい

肩の力が抜けた後は、地理も徐々に覚えていくようになりました。一度走った道は地図で確認して復習します。例えば港区といったピンポイントのエリアでもある程度地理を把握できるようになると、接客に集中できるようになってお客さまとのコミュニケーションも上手くいくようになるんです。

入社当初に先輩ドライバーから「そのうち目的地を聞くと経路が映像で思い浮かぶようになるよ」と聞いていたのですが、本当にその通りでした。私は覚えるのが遅い方だと思いますが、それでも1年半くらいで経路をシミュレーションできるようになりました。

今ではお客さまから道を教えていただくのがとても楽しく感じます。先日は港区の裏道を教わりました。青山墓地方面の西麻布の交差点近くに道が二股に分かれるポイントがあって、左に行くと中華料理屋があるのですが、その脇のすごく細い道をUターンするように抜けていくと表参道までかなりショートカットできるんです。

タクシーに乗ることが怖いと言っていた自分が、こんな風にお客さまと楽しくコミュニケーションができるなんて落ち込んでいた当時は考えられませんでした。諦めずに続けて本当に良かった。支えてくださった営業所の皆さんに感謝の気持ちが尽きません。

今後の目標は、班長としてドライバー一人ひとりに寄り添っていくことです。特に、続々と入社する新卒のタクシードライバーたちが悩んだ時は以前の自分が班長や課長に支えてもらったように、サポートしてあげたいと思っています。道が分からないときでもお客さまを不快にさせない聞き方があるので、そういった私が経験を通して学んだことを伝えて、一緒に頑張っていきたいと思います。

国際自動車ではタクシードライバーの採用を積極的に行っています。
説明会も随時開催しておりますので、是非ご参加ください。

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