2018年3月29日

無事故35回賞のベテランハイヤードライバーが語る、仕事の醍醐味と必要なスキルとは?

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PROFILE.
春日(かすが)さん。ハイヤードライバー国際ハイヤー株式会社第一支店所属。1978年入社。無事故35回賞受賞者。(取材:2018年3月15日)

今回インタビューしたのは約40年のキャリアを持ち、現在は指導乗務社員、教官統括として新人ドライバー育成に携わっていらっしゃる大ベテランの春日さんです。ドライバー時代は丁寧な運転で無事故35回賞を受賞されました。そのノウハウ、お客さまから長年ご指名を頂いていた秘訣、指導乗務社員としての想いを伺ってきました!

春日さんは勤続40年と無事故35回賞を受賞されたと伺いました。素晴らしいことですね。

有難うございます。長い間務めてこられたのは後部座席のお客さまに恵まれていたからだと思います。「春日さんが居るから国際ハイヤーに頼んでいるんだよ」と言って頂いた事が、何よりものやり甲斐でした。その期待に応えたい、そう思って仕事をしていました。大切なお客さまをお送りするのだから、安全運転は大前提ですし、当たり前のことをしていただけです。

今はベテランの春日さんですが、新人の時はどのようにスタートされたんですか?

まずは交差点・建物の名前を全部頭に入れる事から始めました。今と違ってナビが無いですから(笑)そうしないと臨機応変な対応ができないんですよ。お客さまの送迎の途中でも、寄り道をすることになった場合、そこから到着までの時間を計算してご案内しますからね。

何通りもの行き方や混雑状態が頭に入ってるんですね。それが、春日さんにとっての「当たり前」だったんですね!

そうですね、ハイヤードライバーは朝の挨拶をした後、コースについては話しません。何も言わなくても目的地にちゃんと到着する。それくらいお客さまから求められている水準は高いんです。車内では仕事をされたり商談をされたりしていらっしゃるので、邪魔をせず、安心して過ごしていただくことが大切です。もしお客さまが2〜3人乗っていらして、目的地に近づいたら「話の腰を折って申し訳ありませんが」と前置きをします。お客さまがゴルフの話で盛り上がっている際、自分もゴルフ好きだからといっても会話に入りこんだりもしません。

常に一歩下がり、求められる水準に対して応えることが大切なんですね

この仕事はお客さまの為に何が出来るかを考え、自分をどれだけ高められるかが重要だと思うんです。たとえ未経験でも、必死に人より早く覚えたい、上達したいという気持ちを持ってほしいですね。

日々勉強なんですね!他にハイヤードライバーにとって必要な心構えは何だと思いますか?

信頼を大切にすることだと思います。ハイヤードライバーは大切なお客さまの命をお預かりしている非常に責任がある仕事です。たとえ運転経験があっても、その心構えをしているかしていないかで仕事への向き合い方が違ってくるんです。急発進、急ハンドルをしてしまった時にお客さまにすぐに「申し訳ございません」と言えるかどうかも大切だと思います。昔だったらそれが言えなかったら契約企業の専属ドライバーを翌日に下ろされていた例もあったと聞きました。そういった小さなことにも責任を持つことが信頼に繋がっていきますね。

専属の仕事だからこそ、結果がダイレクトに反映されるんですね。

信頼はドライバーの1つのミスでなくなってしまうので、厳しい世界です。毎日が他社との競合なので、何かあったらすぐに他社に取って代わられると、私は常に危機感を持って仕事をしていました。

お客さまの信頼に応えていたからこそ、春日さんもキャリアを積んでこられたんですね。

ハイヤーはタクシーより料金が高いです。それは何の為なのか。道を教えなくても目的地まで快適に連れて行ってくれるという商品価値があるからです。それに応える為に、予め準備も勉強もします。タクシーと違い、ハイヤーはお送りするお客さまの目的地がわかっているので運転・サービスに存分に集中できます。指導する際にもそこを踏まえてどんな運転をするべきなのか、考えて欲しい、と言っています。

現在は教官統括として新人ドライバー育成に携わっていらっしゃいますが、ズバリどんな人に来て欲しいですか?

まずは、人当たりの良い人ですね。例えば、お客さまは社長だけだとしても、その社員の方々も大切にできるか。受付の方、秘書の方、清掃の方等、皆さまに良い印象を持って頂けていると連携も取れ、結果お客さまにスムーズな対応が出来ます。人当たりのいい人は、契約企業にドライバーを派遣しお客さまの役員車や社用車の運転を請け負う委託に出ても、お客さまから「気がきく」と喜ばれます。そういった声を聞くと育てた甲斐があって嬉しいですね。

お送りするお客さまだけではなく、周りの方々への配慮も大切なんですね。

あとは、教わったことを自分で理解して考えられる人だと思います。ハイヤードライバーの仕事は、お客さまの立場がゲストであったりホストであったり、序列等があるので、複数のハイヤーで伺う際は周囲とコミュニケーションをとって順番を守らないといけない時があるんです。

ドライバー同士、コミュニケーションを取りながら運転される場面もあるんですね。

はい、出発・到着共に、お客さまの指示通りに行わなくてはなりません。「序列があるので確認する」という注意をちゃんと覚えていないと、自分のお客さまが出てきたら我先に行ってしまうミスに繋がってしまいます。お客さまの大切なお仕事にも関わることですので、非常に責任があります。

緊張感が伝わってきます。指導する中で、新人乗務社員が苦戦していることはありますか?

今の人が1番苦戦しているのはブレーキですかね。踏んでからの戻し方が中途半端なので、ガックンと止まってしまうんです。「自分の運転と他人の運転を比べなさい。」と伝えるようにしています。研修では皆で乗り合わせることがあるので、手本をうまく盗み、上達して欲しいですね。大切なお客さまの前には中途半端な状態では出せません。出来るまで根気良く、とことん教えます。

完璧な状態で送り出していらっしゃるんですね。

その通りです。あとは道を覚える方法ですね。色々教えても、実際にその場で道を選ぶのは運転手本人しかいません。今ではナビが何通りか提示してくれますが、自分で調べ、実際に行き、しっかり覚えてほしいです。車線や信号、車の流れを勉強せずに運転してしまうから、事故や違反に繋がってしまうんだと思うんです。自分でコースを設定する必要性を感じてほしいです。それがあってこその無事故無違反だと思います。

その積み重ねが無事故35回賞に繋がっていたんですね!最後に、今後の目標を教えて下さい。

ハイヤードライバーの仕事は、普段は話もできないような方とお会いでき、自分の頑張り次第でその方との信頼関係を築くことが出来ます。そして長く続けられ、プライドを持って出来る仕事です。そこが楽しさだと思っています。指導教官たちとは、「教えるのは仕事より大変だ」と笑い合うこともあるくらい、指導には根気がいります。でも、その先には大切なお客さまがいらっしゃいます。その為に自分たちが培ってきたノウハウをもっとたくさん伝えていきたいです。私たちも熱意を持って指導にあたっているので、志を持った方にどんどん来てもらいたいものですね。

春日さん、貴重なお話を有難うございました!

国際自動車ではハイヤードライバーの採用を積極的に行っています。
説明会も随時開催しておりますので、是非ご参加ください。

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