PROFILE
名城さん。ハイヤードライバー。国際ハイヤー株式会社第一支店所属。1988年入社。労協。
まず名城さんの現在の働き方を教えてください。
私は昨年定年になり、今はアルバイトのように時間制で働いています。月火木金に出勤していて、時間は月の労働時間が150時間を超えないように調整してもらっています。
国際ハイヤー株式会社は定年した後も働ける会社なんですね。名城さんは長いキャリアをお持ちですが、この仕事のやりがいはどこにあると思われますか?
国の仕事、直近だと大阪サミットなど、国賓である各国の首相や大統領をお乗せする仕事は独特の緊張感がありやりがいを感じます。警察車両の先導で自分たち以外の車が一切いない状態で走ったり、防弾車に乗ったり、普段の仕事とも違いますし、面白いですよ。
防弾車にも乗られたことがあるんですね。
防弾車は運転していても少し重たさを感じます。ドアがとても分厚いのでちょっと傾いていると開かないんです。
異世界のお話であまり想像がつきませんが、すごいですね!名城さんは普段はどんな車に乗られているんですか?
どんな車でも乗りますが、一番愛着があるのはトヨタのセンチュリーですね。ずっと乗ってきたので、一番乗り慣れています。
重厚感のあるかっこいい車ですね!
(センチュリー)
名城さんは研修も担当されるんですか?
去年定年するまでは長く指導乗務社員として研修も担当していました。
先ほど新人の方に「ホスピタリティについては名城さんに一番教えてもらった」というお話をお聞きしました。
ホスピタリティはハイヤードライバーとして非常に大事な、欠かすことのできない要素です。基本的なことをしっかりできるようになってもらおうと指導をしていましたね。届いていたようで嬉しいです。
名城さんご自身がこだわって実践されているホスピタリティについて教えてください。
私がやっているホスピタリティはどれも普通のハイヤードライバーならやっているサービスだと思うんですけど、強いて挙げるなら、お客さまが降りられて見えなくなるまでお見送りすることですかね。最近やる人は随分減っているようですが、私はするようにしています。ホスピタリティの基本はお客さまをよく知ることです。そして、お客さまの喜ぶことを探すこと。ホスピタリティに終わりはありません。
「ホスピタリティに終わりはない」なるほど、勉強になります。
名城さんは同僚の方とはよくお話される方ですか?
そうですね。お話というよりはちょっかいを出しています(笑)。いわゆる「いじられキャラ」ですね。周りは当然年下の人が多くなるわけですが、営業所内で待機しているときなどは楽しくいられればいいと思うんです。
年上の方がそういった雰囲気を営業所内で作ってくださると年下の方は過ごしやすいんじゃないかと思います。
そうだといいなと思いますね。
では最後に求職中の方に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
国賓や社長などをお客さまとしてお乗せし、お話ができる仕事はなかなかないでしょうし、とても社会勉強にもなります。ハイヤードライバーの仕事は楽しいですよ。
ありがとうございます。これからもお仕事お仕事頑張ってください!!