2014年5月28日

元ハイヤードライバーの人事が語るハイヤーの仕事内容「一流のホスピタリティが求められます」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PROFILE.
田中(たなか)さん。国際自動車(kmタクシー)株式会社の人財採用課(人事)に所属。1995年5月キャリア(中途)入社。ハイヤードライバー、配車職、労務を経験し、現在はハイヤーの中途採用を中心に担当。前職は、警察官、実家の建設会社の経営をしていた。(取材日:2014年5月28日)

こんにちは!人財採用課(人事)の中では珍しく、ハイヤードライバーのご経験をなさっているということで、田中さんのお話をお聞きするのをとても楽しみにしていました!本日はよろしくお願いいたします。

こちらこそ、よろしくお願いします。

ハイヤードライバーは、国賓クラスの方々や、経営者の方をお送りする仕事だと伺ったのですが、実際はどのような仕事内容なのでしょうか?

一言で言えば、「ホテルマンのようなホスピタリティを求められるのがハイヤードライバー」ですね。例えばホテルでは、ドアマンがお客さまをお出迎えして、フロントではフロントクロークが対応する。そして、客室係が完璧に掃除をした客室に、ベルマンがお客さまをご案内する。つまり、各分野に担当がいる、分業制ですよね。

ところが、ハイヤーの場合、お客さまのお出迎えもお見送りも、車内でのサービスも、客室に当たる車内の掃除も、全てドライバー1人が行います。

当然、それぞれが中途半端なレベルではなく、高いホスピタリティが求められます。お客さまも、国賓クラスの方、日本や世界の政治・経済・文化を支えるVIPの方々、経営者が多いので、マナーなども、ホテルマン以上のレベルでないと、ハイヤードライバーにはなれないのです。

こういうレベルの高いサービスなどは、ハイヤーでは当たり前なので、ミスをすれば苦情がくる時もあります。「お迎えする場所から目的地に人を運べばいいんだ」という簡単な気持ちでは務まりませんし、お客さまに対して奉仕の精神がなければ、続けることは難しいと思います。

レベルの高いマナーやサービス、そして何より相手のためを思う心が大事なのですね。

ハイヤーの仕事は、国賓クラスのお出迎えなど派手な仕事のようにも見えますが、実は見た目より地味なんですよ。例えば、お客さまがおいしい食事をしている時も、じっと待っていなければいけませんし、忍耐力のいる仕事です。

国賓級のV.I.Pの送迎は誰にでも出来るわけではありません。だからこそ、私は誇りを持ってハイヤーに乗っていました。

ハイヤードライバーの後、配車職や労務を長い間ご経験され、現在の人財採用課(人事)に来たと伺いましたが、採用に携わるようになってから、心境の変化などはありましたか?

正直、最初の1〜2週間は、採用という仕事の面白みを感じられていませんでした(笑)この頃は、私も事実や説明だけを淡々と繰り返していたということもあって、求職者の方が一方的に私の話を聞くだけで、反応や手応えもなく、やりがいを感じられなかったんです。

今の田中さんの「良いも悪いも本音で話す採用スタイル」とはだいぶ違うように感じますが、今の採用スタイルに至った経緯はどのようなものだったのですか?

私は、ハイヤーに誇りを持っています。そして、これからハイヤードライバーになる人たちにも、プライドを持っていただきたいのです。それだけハイヤーのことを本気で考えたら、自分の想いを伝えることや、経験したからこそ分かるハイヤーの良いところも悪いところも、隠さずに本音で伝えることが必要だと思ったんです。

本音で話すようになったら、求職者の方々にも反応を示してもらえるようになり、「私の想いが伝わっているんだ」という実感も出てきて、仕事も楽しくなっていきました。

今の採用スタイルに至ったのはそのような想いがあったのですね。ハイヤーを愛する田中さんは、今のハイヤーに対してどうお考えですか?

新卒入社の若い社員とも本音でぶつかってコミュニケーションをしているようだ

まず、ハイヤードライバーの方々には、「自分は選ばれしハイヤードライバーである」という意識を、しっかり持っていただきたいです。三つ子の魂百まで、という言葉があるように、人間の性格はなかなかすぐには変えることは難しいと思いますが、意識からなら、比較的すぐに変えることができます。

「良いハイヤードライバーになる」と意識すれば、自ずと行動にも出ますし、正直な話、最初は良いハイヤードライバーを演じるところがスタートしても良いのです。むしろ、お客さまの前では、”良いハイヤードライバー”を演じることも大事です。

最近では、入念な教育や研修の充実もあって、タクシーのサービスのクオリティーが上がっていると言われてきています。サービスの質において、ハイヤーとタクシーの違いがなくなってきているのも事実です。

そんな今だからこそ、ハイヤードライバー一人ひとりが改めて「自分はVIPをおもてなしする一流のハイヤードライバーなんだ!」と意識して仕事をすることで、ハイヤーのクオリティーが一段上がると思います。

私は、ハイヤー出身の人間の一人として、現状に満足せずにハイヤーのサービスの向上を、採用という立場から支え、世の中のハイヤードライバーたちが、自分の仕事に心の底からやりがいを感じて仕事ができるようにしていきたいです!

田中さんの熱い想いが伝わってきます!田中さん、ありがとうございました。

国際自動車では採用を積極的に行っています。
説明会も随時開催しておりますので、是非ご参加ください。

この記事のあとによく読まれています
HOME / DRIVERS /業界変革が進む今だからこそ!タクシードライバーとして働くうえで大切なたった1つのこと
お問い合わせ・ご相談はこちらから

電話でのお問い合わせ 
kmキャリアステーション

フリーダイアル0120-03-5931

8:00~18:00(土日祝日を除く)

お問い合わせの際は「採用サイトを見た」とお伝えいただくとスムーズです。