「異動は成長のチャンス」3つの部署を経験する入社3年目女子

PROFILE.
田島(たじま)さん。2014年4月新卒入社。コールセンター、人財研修課を経て、現在は国際自動車(kmタクシー)株式会社板橋営業所所属の職員として働く。趣味はカメラ、イルカグッズ集め。(取材日:2017年2月14日)

営業所の職員ってどんな仕事?

田島さんはコールセンター、人財研修課の次は板橋営業所に異動になり、現在は職員として働いているんですよね。

そうです。コールセンターから人財研修課に異動した時もそうですけど、寂しかったですね。人財研修課の忘年会や新年会にはいまだに参加しているくらいです。

営業所の職員ってどんな仕事をするのですか?

説明するのが難しいんですよね。「書類管理や、電話対応です」という一言で終わってしまうんですけど、本当はもっと役割があるんです。ドライバーたちが帰庫した時にホッとできる環境づくりや、声掛け、常に笑顔でいることなど、直接業務に繋がらなくても重要な仕事をしているのが営業所の職員だと思います。

職員は常に営業所にいるので職場の雰囲気に大きな影響を与えるんですね。

自分の行動や発言が会社を支えるタクシードライバーたちに影響を与えていると意識して気を引き締めてます。

3年間で2回の異動をどう思う?

田島さんは入社してから既に3つの部署を経験されていますよね。

コールセンター、人財研修課、営業所の職員というキャリアは、かなり恵まれたフローだと思ってます。まずはコールセンターで社会人の基礎となる言葉遣いや、周囲の状況把握能力を身につけ、お客さまが国際自動車(kmタクシー)をどう評価しているか、タクシードライバーがどんなことに苦労しているかを知りました。

全体像を把握することができたんですね。

次の人財研修課では、新卒・キャリア(中途)問わず、タクシードライバーになる前の人たちと触れ合うことができました。未経験だった人が道を学び、メーターやナビの使い方を覚え、ホスピタリティのある接客技術を向上させ、タクシードライバーとして現場に配属されるまでの流れを知れたことで、タクシードライバーに対する理解が深まったと思います。また、どこの部署でも必ず顔見知りの人がいるくらい人脈もできました。

そして営業所では?

タクシードライバーを今まで以上に心から尊敬するようになりましたね。タクシードライバーは仕事を全て1人で行わないといけません。自分で1日の営業スケジュールを組み立てて、お客さまを探し、お金の管理をして、モチベーションを自分で上げて、道を覚えて・・・本当にすごい仕事です。
コールセンターでお客さま対応をしている時に感じたのですが、国際自動車(kmタクシー)のタクシードライバーに求められる基準ってすごく高いんです。その期待に精一杯応えているタクシードライバーたちを支えたいです。

田島さんは、異動を成長のチャンスに変えてどんどん進化していますね!

異動は会社の決定であって、自分の希望ではありません。ですから、前の部署でやり残したこともありますし、全て消化して前に進んでいるわけでもないです。寂しくなることもあります。でも、そんな考えでは成長できません。せっかく成長のチャンスを頂いているので、全ての経験をリンクさせて、それぞれにやりがいを見つけないともったいないと思うんです。

素敵な心がけです。

傍から見たら関連性の無い異動かもしれませんが、事務という「一歩引いた立場から全体を見ることができる」ポジションであることは変わりません。置かれた場所で、目の前の仕事を一生懸命やっていれば、今後さらに広がりが見えてくると思っています。仕事の繋がりや流れが分かっているからこそスムーズにできることも沢山あることも実感してます。

田島さんは今後のどんな風に成長していきたいですか?

営業所の職員として、タクシードライバーたちのサポートをもっと上手くできるようになりたいです。今は仕事を覚えるのに精一杯で、あまりお役に立てている実感はないのですが、「田島さんがこの間休んだ時は寂しかったよ」と言ってもらえたり、「子どもがこの間、誕生日だったんだ」とプライベートな話をしてくださる方も増えてきたので、早く貢献できるようになりたいです。

田島さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!