思い切った進路変更で、タクシー業界へ! 新卒タクシードライバーが語る仕事の流儀とは。

PROFILE
白瀬さん。タクシードライバー。世田谷営業所所属。2019年新卒入社。隔日勤務。

今も忘れない初仕事。
やりがいは「ホスピタリティ」にある。

新卒入社でタクシー業界に飛び込んだ白瀬さん。現在のお仕事についてお聞かせいただけますか?
学生時代は、埼玉に住んで東京の大学に通っていたので、東京の土地は知っているはずだったんですが…意外と東京については知らなかったみたいです。東京という街を改めて捉え直すことができましたね。テレビで見ている街並みに自分がいる。そんな不思議な感覚が得られます。最初の頃は、適度にドライブ感覚を持ちながら、自分の好きな場所でお客さまを探していましたね。

楽しみながら仕事ができる、タクシードライバーならではの特権!働き始めから順調だったんですね。
そうですね。最初にお乗せしたお客さまは高齢者の方で、水のペットボトルを10箱くらい地面に置いて手を挙げていたんです。荷物を運ぶお手伝いや、お身体に配慮した運転など、初仕事からホスピタリティ溢れる仕事ができ、これこそがタクシードライバーとしてのやりがいなのだと実感しました。

初仕事からホスピタリティ溢れる接客!緊張しませんでしたか?
いえ、意外と人と接することには緊張せず、明るく対応できましたね。研修でロールプレイングを繰り返したおかげです。実はkmタクシーの研修は、入社前の内定者の段階でも受けられるんですよ。私の場合は自分の都合の良い時に参加可能な研修の場が設けられていましたので、10月からタクシードライバーとしての心得を勉強し始めていたんです。そのおかげで入社して初めての業務でも自信を持って働けたのだと思います。もちろん入社してから研修を受け、経験を積むのも必要だと思います。ですが、入社後すぐに活躍したいという思いがあるなら、この入社前研修への参加をおすすめします!

思い切って進路変更。
不思議な選考に虜になってしまいました。

白瀬さんは、なぜタクシー業界への就職を選んだのでしょうか?
実は最初は公務員志望だったんですよ。しかし、デスクワークは自分に合わないのではないかと思い、別の進路を考え始めたんです。合同説明会に参加してみると、国際自動車株式会社(kmタクシー)のブースは他のどの企業よりも活気がありまして(笑)。熱い会社だな、と印象に残り選考に進むことにしたんです。すると、kmタクシーの採用試験がまた異色で。私が受けた年は、SPIテストなし、エントリーシートも提出せず。その代わり、変わった選考がありましたね…(笑)。採用試験が面白い会社なら、きっと仕事も面白い!と思って入社を決めました。

異色の採用試験、気になります(笑)!タクシー会社への就職を決めた時、周りの反応はいかがでしたか?
大学では経営学を専攻していたので、周りとはかなり進路選択が違いましたね。「タクシー?!」と驚かれました(笑)。周りの仲間たちの視野にはなかった進路選択だったのでしょう。タクシードライバーとして働くメリットの一つに給料の待遇の良さが挙げられます。これは、同年代と比べると遥かに高いですね。だから、友人たちと食事にいく時は給料の話はしないようにしています。いえ、バレてしまったら「払ってよ!」って言われてしまうので(笑)。

作戦を練って仕事に専念。
カギは「自分で決めること」

仕事をする上で心掛けていることはありますか?
タクシードライバーとしての仕事の中で最も気を付けなければならないのは「事故を起こさない」ということ。自分はまだ事故を経験していません。安全運転には細心の注意を払っています。事故を起こしてしまったときの対処方法についてもきちんと研修を受けられるので安心です。

なるほど。安全運転だけでなく、もしもの場合にも対処できるようご指導いただけるんですね。では、「白瀬さんならでは」の仕事の流儀はありますか?
お客さまを探す場所を時間や環境に応じて選択していますね。例えば夜は六本木。夜間に利用されるお客さまが増える場所ですので照準を絞って車を走らせるんです。お酒を飲んだ方をお乗せすることに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方はマナーを守ってくださる方ですので安心です。

自分なりの作戦を練っているんですね。
そうですね。タクシードライバーの仕事は「自分で決める」ことがカギです。それは言い換えれば「自分のペースでできる」仕事でもあります。私は休憩時間を六本木ヒルズの駐車場で過ごしていますよ!新卒1年目でヒルズにいるって、なかなかないですよね。働き方を自由にカスタマイズさせて、休憩時間もより快適に過ごせる。想像力を膨らませれば、どんなことにも挑戦できる環境だと思います!

新たな発想を持ったドライバーが続々増えることを期待します!白瀬さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!