現場を離れる不安な時間を、
会社を知るための時間へ!
「DRIVERS」には二度目のご登場。2015年の新卒入社から、現在11年目とのことですね。以前は「初の新卒女性班長」として現場を牽引されていましたが、その後、産休・育休を経て復帰されたと伺いました。
DRIVERS」には二度目のご登場。2015年の新卒入社から、現在は11年目とのことですね。以前は「初の新卒女性班長」として現場を牽引されていましたが、その後、産休・育休を経て復帰されたと伺いました
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前回の取材時は班長として肩に力が入っていた時期もありましたが、その後、結婚と出産を経験し、産休・育休を合わせて4年弱ほど現場を離れていました。復帰してちょうど2年になります。
4年弱のブランク。正直、現場に戻るのが怖かったり、キャリアが止まる焦りを感じたりはしませんでしたか?
確かに、不安はありました。ただ、国際自動車(kmタクシー)は「プレママサポートプログラム」という制度がありまして。それが私の精神的な支えになったんです。妊娠中の体調を考慮して、乗務からデスクワークへ切り替えて働ける制度ですが、私は2020年から本社の健康管理室へ配属されました。社員の健康診断データの管理、再検査が必要な人に受診を促したり、数値が思わしくない人へアドバイスをしたり。最初は、これまでと異なる業務が続き不安でしたが、徐々に仕事の奥深さへ引き込まれました。
違う仕事を経験して、どのような気付きがあったのでしょう?
ドライバーにとって、健康は「絶対条件」。数値がオーバーしていれば乗務できない、といった厳しい基準まであります。それは、ドライバーとお客さまの命を守るための徹底したルールなんです。数ヶ月という短い期間の経験でしたが、ドライバーとは全く異なる視点から「国際自動車(kmタクシー)」という会社の信念を感じることができました。
苦手だった、就活独特の空気感。
「直感」に導かれタクシー業界へ。
入社のキッカケは、何だったのでしょうか?
大学時代はどこにでもいる普通の学生でした(笑)。就活が始まった時の独特の熱い空気感が苦手でした。みんながリクルートスーツを着て、自己分析を徹底し、熱く将来を語る。その熱量に焦りを感じながらも、私自身は正直どこか冷めた目で見ていました。手堅そうな業界・職種を探して採用試験を受けましたが、どこへ行っても「自分を偽っている」感覚が抜けませんでした。
そんな中で出会ったのが、国際自動車(kmタクシー)です。なんとなくネットで調べて偶然見つけた説明会へ行ってみると、業界や職種についてまったく無知な状態だったにもかかわらず、話を聞いて「面白そうじゃん」と直感的に思ったんです。当時、私はペーパードライバーでしたが、根拠のない、ちょっとした自信のようなものがあって(笑)。思い切って、タクシー業界へ飛び込みました!
そこから11年。当時はタクシードライバーとしての就職は珍しかったのでは?
当時、お客さまから「もったいないね」と言われたこともありましたね。ただ、国際自動車(kmタクシー)が新卒採用を続けて年々若い人が増え、今ではお客さまの反応も変わったように思います。「最近はイメージが良くなったね」と言っていただける。この数年で、新卒入社で輝ける業界だという認識が広がっていると感じています。
個人で完結する特異な仕事。
それが、母としての私を最強にする!
現在は、2人のお子さまを育てながらの勤務と聞きました。こういったライフステージの変化があった瞬間は正直「転職」という選択肢がよぎると思うのですが
正直に言います、転職を考えたことは何度もあります(笑)。「家の近くがいいかな」「事務職の方がいいかな」など、さまざまな視点から検討し、悩んだ時期もありました。結局、国際自動車(kmタクシー)が最適だな、と戻ってくるのです。それは、この仕事がいい意味で「代わりがいる」仕事だからだと思っています。これは決してネガティブな意味ではありません。
急な子どもの発熱で休む時、いわゆる通常の業界・職種では、「自分にしか分からない仕事」や「自分しか進められない仕事」が残ってしまい、周囲に迷惑を掛けるという問題が発生することがあります。タクシードライバーは、その罪悪感が軽減されているように思います。一人のメンバーが急に休んだ場合でも、それで周りの業務が滞ることはありません。この「個人の完結性」こそが、子育て中の私にぴったり合っている最大の要素なんです。
なるほど。仕組みとして自律しているからこそ、子育てにも仕事にも徹底的に集中できる
今は朝7時20分に出庫して夕方に切り上げる勤務形態。いいリズムで働けていると思います。
さて、岡本さんの考える「ホスピタリティ」について教えてください
kmグループのモットーであるホスピタリティ『「その時」「その場」「そのお客さま」に最善と思われることをして差し上げること』、これに尽きます。大きな荷物を持っているお客さまに、「トランクに入れますか?」と聞くのは当たり前。足の不自由なお客さまをお乗せする場合、手すりが使いやすい位置へ座席を調整するのも当たり前。「ありがとう」という言葉を求めず、淡々と、それでいて丁寧におもてなしをすること。その「当たり前の質」をどこまで高められるかが、プロフェッショナルとしての腕の見せ所だと思っています。
実は岡本さん、小説のモデルにもなっていると伺いました!
はい、恥ずかしながら(笑)。これは最新作ですね!私が関わったのはシリーズの中の最初の作品だったと思いますが、タクシードライバーたちの群像劇で、私のエピソードを元に書かれた話も含まれています。ドライバーの悩みや喜び、リアルな現場の空気が詰まったお話ですね!これからタクシードライバーの道へ進みたいと考えている人にとって、業界を知る第一歩になるかもしれません!ぜひ、手に取ってみてくださいね。
本日は貴重なお話をありがとうございました!
小説「タクジョ!」あしたのみち(外部サイトに遷移します)
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