新卒女性タクシードライバーは、ハンドルを握るフルート奏者?!「生活の安定」が支える最高の演奏。

 音楽を続けるために選んだ、
「正社員」「安定」という土台

新卒入社でkmタクシーへ入社された宮﨑さん。まずは、これまでのご経歴について教えてください!

大学・大学院まで音楽の道を歩んできました。管楽器専攻のフルートコースで、一人の先生に師事して「門下」という形で練習を重ねました。高校も音大の付属だったので、合わせて9年ほど音楽の環境に。大学院まで進んだのは、技術を高めるだけでなく、曲自体の歴史的な理解を深めたかったからです。

音大の同期の皆さんは、演奏家として活動されている方が多いのでしょうか?

フリーランスで活動したりプロの楽団に入ったりする方が半分。もう半分は一般企業に就職したり、先生になったり。海外留学に行く人もいます。私は元々プロの楽団への所属を目指していました。ただ、演奏家としての活動とタクシードライバーという仕事、どちらか一択ではなく、両立できる道を探していたんです。

「演奏」と「タクシー」。一見すると遠い世界のように思いますが?

音楽の世界は収入を安定させるのが大変なんです。フリーランスの演奏家はレストランでアルバイトをしながら活動している人が多いのですが、私はもっと生活を安定できる仕事がしたくて。生活のベースを確保した上で、音楽を続けたい。そう考えて仕事を探していた時に見つけたのが、国際自動車(kmタクシー)でした。

海外ではスタンダードなスタイル!「ハンドルを握る演奏家」

海外では演奏家とタクシードライバーを両立している人が多い、そんな記事を読んだことがあったんです。世界的に見れば、実は結構多いスタイルみたいで。それを知って「面白そう」「良さそう」という好奇心が生まれました。音楽の活動時間を確保しながら生活を安定させるには、ここしかないと思ったんです。国際自動車(kmタクシー)は「社員第一主義」すなわち社員ファーストを掲げていて、仕事のやりがいを感じながらプライベートを充実させられるという説明がありました。その国際自動車(kmタクシー)ならではの風土と哲学が自分の理想とかなり近かったんです。

音楽家とドライバーの組み合わせ、海外ではスタンダードなスタイルなんですね!

運転自体は、元々お得意だったのでしょうか?

実は免許をマニュアルで取ったほど、車への興味・関心は高くて!車を購入する際は、わざわざマニュアル車を探したくらいです(笑)。運転には学生時代から親しみがありました。

現場に出てみて、お客さまとのコミュニケーションで音楽の話になることもありますか?

「なんでこの仕事を選んだの?」と聞かれることが多いので、そんな時は「クラシックの演奏家と両立しているんです」と正直に話しています。皆さま、私のキャリアにも音楽にも興味を持ってくださいますね。私にとっては、タクシードライバーとして働くこと自体が、音楽家としての一つの「スタンダード」。かっこよさすら感じています!

自治体公式アーティストが
思い描く、「両立」の未来

現在は自治体の公式アーティストとしても活動されているとのこと。スケジュール管理はハードなように思いますが?

数ヶ月に一回、定期的な演奏会があります。金曜に乗務して土曜の朝に仕事が終わって、そのままリハーサルなど密度の濃いスケジュールの中で過ごしています。少し仮眠してリハに行くという流れですね。夜は楽器の音が出せないので、その時間を仕事に充てられるのは効率がいいんです。タクシーは休憩時間もちゃんとありますし、夜通し働いた後の時間を自由に調節できるので、練習時間を確保しやすいのがとても助かっています。

休憩中、住宅街を避けて

この1年、ドライバーとして多様な経験をされてきたと思います。心境の変化はありましたか?

これまでのコミュニティとは全く違う、多様な価値観に触れています。世の中には色んな人がいるな、と。100人いたら100通りの接客をしないといけない。その人に合わせた、求められていることに噛み合った接客ができた時に、一番やりがいを感じますね。その人と向き合う気持ちそのものが、国際自動車(kmタクシー)が大切にしている「ホスピタリティ」であるように思います。

最後に、将来のビジョンについて教えてください!

本心を言えば、いつか音楽一本で仕事していきたいという思いもあります。でも、現実的な未来としては、ドライバーと両立しながら、いつか内勤の仕事に関わるのもいいかなと思っています!タクシードライバー、音楽家、どちらも私にとっては欠かせない居場所なんです。これからも自分にしかできないリズムで、ハンドルとフルートの両方を大切にしていきたいです!

本日は貴重なお話をありがとうございました!