両親の介護をしながら、自分に合っていると思える職場で仕事が出来ている。こんなに幸せなことはありません。

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両親の介護をしながら、自分に合っていると思える職場で仕事が出来ている。こんなに幸せなことはありません。

2016.02.02 Tue

カテゴリー : ◎タクシードライバー(キャリア入社)


PROFILE.
神原勇司(かみはら・ゆうじ)。2015年4月30日キャリア入社。世田谷営業所2課4班所属。趣味は映画鑑賞で、特にSFが好き。(取材日:2016年1月15日)

「介護があるから、仕事が出来ない」と諦めていないだろうか?

データによれば、介護経験者の5割近くが介護開始後わずか1年以内に仕事と介護の両立を断念し、退職の道を選んでいる(三菱総合研究所の調査 平成26年度「仕事家庭の両立に関する実態把握のための調査」による)。働き方を維持しつつ、介護を行うことの困難さがうかがえる。

そんな中、国際自動車には両親の介護をしながら十分な収入をキープして働くドライバーがいる。それが今回紹介するタクシードライバー、神原勇司さん。

神原さんは、両親の介護と仕事の両立に悩み前職を退職。4年間介護に専念した後、国際自動車のタクシードライバーとして働いている。

今回は、神原さんがどのように両立出来ているのか、何故タクシードライバーなのか、その理由を伺った。

前職時代は、両親の介護をしながら仕事をしていたという神原さん。仕事と介護の両立は安易ではなかったそうだ。

当時の介護状況は、父は認知症(要介護3)、母は精神的疲労(要支援1)。実家で付き添い介護をしており、特に父は目を離せない状態でした。

可能な限り、病院等の送迎や母の家事手伝いはしていたものの、前職時代は朝6時すぎに出勤。現場で仕事が終わった後は、事務作業があり、大体いつも20時くらいまで会社にいました。休みは基本的に日曜日のみでしたが、繁忙期は日曜日も出勤することがあります。「夜間作業」期間はプライベートの時間なんて殆どありませんでした。

そんな働き方をしていたので、介護が出来る時間は少なく、老人介護施設に3か月世話になったこともありました。

こんな生活をしていた矢先、両親の体調が悪化しました。急性心筋梗塞による生死をさまようような入退院も2回繰り返し、私の家と両親が住む実家は徒歩3分ととても近いですが、それでも同居を考えたほどでした。

そういった状況で仕事と介護を両立できなくなり、やむを得ず退職したんです。退職後は4年間介護に専念しました。

「神原ドライバーは、ドライバーとしてはもちろんのこと、後輩の面倒見も良くて期待しています」と倉田班長(写真左)。
倉田班長の単独インタビュー記事「『なんでタクシー業界に入るの?』と言われた人たちが、『あなたkmに入って良かったわね』と言われる時代まで、あと少し。」はこちらから。

4年間休職して介護に専念したことで、貯金が底をつきたという。両親の様態が落ち着いてきたタイミングで、神原さんは再就職を検討するようになった。

認知症である父の足腰が弱くなってきて、出歩いてしまう心配が少なくなったことと、母に関しては、たまに家事を手伝うといったサポート介護のみになるぐらい回復してきたので、再就職を考え始めました。

50歳を過ぎてからの就職活動は、あまり選択肢がありません。私は介護と両立出来るような仕事を探していましたから、「そんな仕事が本当にあるんだろうか?」と不安でしたね。

50歳を過ぎてから出来る仕事として、「タクシードライバー」という選択肢はひとつ頭にありました。マイナスなイメージではなく、タクシードライバーという仕事には、もともと興味があったんです。

理由は、運転をすることと、人と話すことが好きだから。タクシーを利用したときに運転手さんと世間話をしながら、「タクシードライバーって楽しそうだな」と考えていました。

調べてみると、休みが想像以上に多くて驚きました。「この勤務形態なら介護をしながらでも働けそうだな」と思い、挑戦することにしたんです。

「実際、タクシードライバーという仕事と介護を上手く両立出来ている」と話してくれた神原さん。両立出来ている理由は何なのだろうか?

私は隔日勤務という勤務形態で働いています。これは自分の時間がたくさん取れる働き方なんです。

月に11〜13回乗務なので、それ以外はお休み。介護に充てられる時間が圧倒的に増えました。前職の時のように急な出勤もありませんので安心です。

現在は月・水・金・土の週に4回デイサービスと、月に一度「ショートステイ(2泊3日)」を利用しているのですが、タクシードライバーは1ヶ月分のシフトが予め把握できる上に残業がないので、「いつデイサービスに頼むのか」「いつ病院に連れて行くのか」といった予定を立てることが出来ます。

働いてまだ半年ですが、非常に介護と両立しやすい労働環境で助かっています。

働きながらもたくさん一緒に時間を過ごせることに、両親も喜んでいるそうだ。

私は若い時に結構やんちゃしていたんです(笑)。今まで「親孝行」をしてこなかったので、こうやって面倒を見てあげられる時間が増えたのはいいことかなと思っています。

両親も、「親の面倒みるのは当たり前だよ」なんて笑いますけど、心では喜んでくれているんじゃないかな。

会話も増えたし、最近は様態も落ち着いてきたので、食事によく連れて行くようになりました。前職の時はなかなかしてあげられなかった事なので、嬉しいですね。

ご両親と食事に行かれたときの1枚。

「タクシードライバー」という仕事自体は楽しめているのだろうか?

お客さまはみなさん優しく道を教えて下さいますし、会話も楽しいので、自分ではタクシードライバーという仕事が向いていると思っています。

私は生まれも育ちも世田谷なので、地元で営業しているときは地元トークで盛り上がったりします。「昔はここに玉電(東急玉川線)が通っていた」、「昔はここが畑で、こっちは沼地だった」などと、懐かしい話で盛り上がっています。

タクシードライバーは頑張りが給与にも反映されるシステムになっているので、運転が好きな人にとっては天職のような仕事だと思います。努力が給与として自分に返ってくるので、やりがいもありますよ。

想像していたより、割りとスムーズに仕事出来ています。もちろん東京全域の土地をすぐに知り尽くすことはできないですが、これから経験を積んで勉強していこうと思っています。

仕事が楽しい理由は、営業所の雰囲気の良さにもあると思っています。

私は世田谷営業所に所属してるのですが、年代関係なく、いろんな人と交流があります。私がよく一緒に食事とかお酒を飲みに行くメンバーは、20代も30代も40代もいるんですよ!

国際自動車は、入社後ホスピタリティ・カレッジという場所で研修をするのですが、彼らはそこで一緒に学んだメンバーです。「同じ釜の飯を食う」じゃないですけど、一緒に切磋琢磨した仲間と年代の隔たりなく仲良く出来る職場というのはいいですね。

仲良しメンバーの一人(20代)と飲みに行った時の写真。年代問わず仲の良い様子が伺える。

「タクシードライバーは自分に合っている」と話す神原さん。今後の目標を伺った。

国際自動車は、本当に自分に合っています。

プライベートの時間がしっかりとあるのに、努力次第で稼げて、プライベートも一緒に過ごせるくらい仲の良い仲間や、私達ドライバーを支えてくれる頼もしい班長や課長達がいます。

両親の介護をしながら、「自分に合っている」と思える仕事が出来ている。こんなに幸せなことはありません。

ですから私は、この先もずっと国際自動車でタクシードライバーとして働きたいと思っています。定年は65歳ですが、その後も働けるシステムもあるようなので、可能な限り国際自動車でタクシードライバーとして頑張っていきたいと思います。

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