新卒タクシードライバーから、ハイヤードライバーへと転身。新進気鋭、若手ならではの仕事の極意とは。

PROFILE
土手内さん。ハイヤードライバー。国際ハイヤー株式会社第二支店所属。2016年
新卒入社。日勤。(取材日:2019年9月24日)

国際自動車(kmタクシー)は
ありのままの自分を受け入れてくれた。

まずは新卒でkmタクシーに入られた経緯を教えてください。
kmタクシーのことは合同セミナーの会場で知りました。kmタクシーの選考会は私服で行って良かったんですね。私は業界を絞らずに就活をしていたのですが、私が受けていた会社の中では選考会に私服で行っていいという会社は珍しくて。私もkmタクシーの選考会にはいつものリクルートスーツではなく私服で行きました。あと、うちは採用試験が変わっていまして。私のときは一日かけて劇をやりました。

…劇ですか?!
はい。午前中劇の内容を決めて午後役員の方たちの前で発表という流れでした。他の会社にはないユニークな選考会だったので非常に印象に残っていますね。私服のこともそうですし、劇のこともそうですが、こういった選考会だとありのままの自分を見てもらえている気がして、この会社なら働ける!と入社を決めたんです。

一人のお客さまに、
最高の居心地を提供する。

ハイヤーのお仕事にはどのような経緯で移られたのですか?
私はタクシードライバーのときも普通のタクシードライバーとは少し違うワゴンドライバーをしていまして。ワゴンは普通のタクシーと比べて予約のお客さまが多いですし、空港や企業の挨拶回り、観光などを請け負うことが多くて、仕事内容はハイヤーに近いものがありました。しばらくして営業所のワゴンの台数が減ることになってその関係で担当を外れることになり、そのタイミングでハイヤーに移ってみないかという話をいただいて。ワゴンと近いということでワゴンに適性を感じていた自分はハイヤーに移ることに決めました。

ワゴンのどういったところに適性を感じられていたんですか?
ホスピタリティをタクシーよりさらに重視するところ、ですかね。タクシーはやはりがつがつと稼がなければならない側面があるのですが、私はなかなか「がつがつ稼ぐ」ということは得意じゃなくて。ハイヤーは「一人のお客さまに最高の居心地を提供すること」に重きを置けるので自分に向いていると感じました。

タクシーからハイヤーに移るにあたって働き方は変わりましたか?
そうですね。まずシフトはタクシーのときは隔勤だったのがハイヤーに移って日勤になりました。また、ハイヤーはタクシーより待機時間が長いんですよ。なので、その隙間時間に仮眠や勉強もできます。勤務中の時間の使い方も随分変わりましたね。

なるほど。タクシーよりさらに自由時間が多いのですね。ハイヤーの研修はタクシーの研修とは別にあったのですか?
はい、タクシーと重複する部分は省いてという形なのでそんなに多くはなかったのですがありました。霞が関周辺の省庁の出入り口などはハイヤーの研修で教わりました。普段入れないところに入れることもハイヤードライバーの特権かもしれません(笑)!

なるほど!ハイヤードライバーならではの知識、特権があるのですね。

ハイヤーに向いているのは
真面目で臨機応変な対応ができる人。

何か普段業務中に持ち歩いているものとかってありますか?
持ち歩いているもの…。ペンライトはいつも持ってますね。

知り合いの整備士の人に、「あると便利だよ」と教えてもらって、入社のときに買ったんです。

kmタクシーでは、整備士の人とも交流はあるんですね!
ありますよ!プライベートで遊びに行ったりもしてます。この前は声優のライブに行きました。社内の職種に関わらずコミュニケーションが盛んなところが国際自動車の魅力ですね。

プライベートでも交流があるのはよいですね。最後に、この記事はお仕事を探されている方が主に見ることになるのですが、ハイヤードライバーにはどんな人が向いていると思いますか?
真面目で臨機応変な対応ができる人、ではないでしょうか。そのために運転技術ももっと上げていかなければならないですし、ホスピタリティもそうですよね。相手に察されないくらい自然に気遣いができる人こそが向いている仕事だと思います。

なるほど。ありがとうございます。これからもお仕事頑張ってください!!