ハイヤー 運転手はきつい? 委託の仕事は奥深い!キャリア入社でドライバーへ転職。被災地で気付いたハイヤーの価値とは「ハイヤー運転手の現実」

 

楽しそうだから飛び込んだ!
興味関心が尽きないハイヤー業界。

まずは、入社のキッカケからお聞かせください!

以前は、中華料理店で働いていました。父親の紹介で国際自動車(国際ハイヤー)を知り、思い切ってハイヤードライバーに。未知の世界に飛び込んだのですが、興味関心の方が強かったですね。道を覚えるのは大変でしたが、普段会えない人達に会えるのは面白い仕事です。車の運転も好きですし、私にとってはまさに天職でした。転職時、他に考えていた業界もなく、まっすぐにハイヤードライバーへ(笑)。

迷いなく業界へ入り込んだ矢吹さん。興味惹かれての入社ということですが、不安な点はなかったのでしょうか?

「楽しそうだな」と思って入りましたが、やはり道を覚えるのには随分と大変でしたね。当時はナビがなかったので、勉強するのに時間が掛かったんです。現在とは異なり、お客さまに道を教えていただく機会が多かったですね。教えていただきながら、着実に成長を重ねることができました。

どんな時でも、安全に送り届ける。
被災地で気付いたハイヤーの価値

ハイヤードライバーとして働く矢吹さん。これまでの仕事の中で印象に残っていることを教えてください!

やはり、普段会えない人をお乗せする仕事は面白いですし、刺激になりますね。偶然の出会いが続くタクシードライバーの仕事も面白いですが、一人のお客さまに合わせた最大のホスピタリティを追求するハイヤーの仕事も、一味違ったやりがいがあると思います。

確かに、タクシーとハイヤーでは、お客さまとの向き合い方が変わってきそうです。ちなみに一言に「ハイヤードライバー」と言っても、細かい違いがあるんでしょうか?

厳密に言うと、働き方などによる違いがありますよ。私は日勤、6車、委託…様々な仕事を経験してきましたが、中でも印象に残っているのは「委託(運行管理請負)」の際に引き受けた東日本大震災の際の仕事でしょうか。当時お乗せしていたお客さまが仕事の関係で被災地の方へ行くことになりまして、その運転を担当したんです。被災地を走りながら、改めて安全に目的地に送り届けることの意味と価値を認識しました。ハイヤードライバーの仕事は、いつ・如何なる・どんな時でも、お客さまを安全に送り届ける仕事。様々なことを考えさせられたこの仕事は、やはり強く印象に残っていますね。

安全・安心に送り届けるハイヤーの仕事の中でも、「最たる」仕事のように感じられますね。

委託の仕事、ご存じですか?
ハイヤードライバーの意外な事実

ちなみに、日勤、6車、委託など様々な働き方を経験されているようですが…特に「委託」について気になりました。これは、どういった働き方なのでしょう?

その名の通り、ある企業さまから委託されて、クライアント企業の専属運転手(ドライバー)として働くんです。ハイヤードライバーの仕事ですが、運転するのは企業さまの社用車(役員車)であることも。世間では、「運転手の仕事」イコール「ハイヤードライバー」の仕事と結び付いていない人もいると思います。運転手を雇いたい時って、どこに連絡すればいいの?とご質問いただくことも多いんですよ。ズバリ、国際ハイヤーにご相談いただきたい所ですね(笑)。

そうなんですね!委託の仕事は、いわゆる通常のハイヤーの仕事とは異なる点が多いように見えます。特筆すべき所はありますか?

ハイヤードライバーの仕事は、お客さまの求められることを読み解き、ホスピタリティを持って接客すること。委託の場合は、もう少し踏み込んだ接客が必要になることもあります。例えば…極端な話ですが、タメ口のような話し方を好むお客さま、フランクなコミュニケーションをご希望のお客さまもいるんですよ。「生意気だけどかわいい奴だな!」ってコミュニケーションあるじゃないですか(笑)。まさに、そのイメージです。通常なら「失礼」に繋がってしまうような接客も、お客さまのニーズ次第で求められることがあるんです。面白い点でありながら、実践が難しい所でもあります。だからこそ、やりがいに繋がりますね。

なるほど、ルールに縛られた接客だけが正解ではないんですね…!貴重なお話をありがとうございました!

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