選択肢の多さは国際自動車(kmタクシー)の強み。新卒入社でジョブチェンジをした採用課の江夏さんが仕事についての本音を語ります。

PROFILE
江夏さん。国際自動車(kmタクシー)株式会社人財部採用課所属。2013年新卒入社。

入社当時は総合職希望。しかし7年後、ジョブチェンジをするかしないかで迷いました。

江夏さんは新卒入社とのことですが、まず国際自動車(kmタクシー)との出会いからお聞かせいただけますか?
kmタクシーのことは合同説明会で偶然知りました。車関係で就活をしていたのですが、正直「国際自動車」は聞いたことがありませんでした。でも「自動車」がついていたのでとりあえず着席して話を聞いてみたらタクシーの会社だったんです。

入社してから今に至るまでの経緯を教えてください。
2013年に入社したので、2020年で丸7年になります。最初はタクシードライバーとして入社し、3年半ほどタクシードライバーをやりました。その間、期間限定でハイヤーの仕事もさせてもらいました。そのあと今年の3月まで班長をしていましたのですが、4月にジョブチェンジをして総合職として採用課に異動してきたというのが大まかな経緯です。

7年間でいろいろな経験をされてきたのですね。気になったのですが、kmタクシーにはジョブチェンジという制度があるんですか?
はい。ドライバー職から総合職に仕事を変えることをkmタクシーではジョブチェンジと呼んでいます。ジョブトレーニングという社内インターン制度を経験してからジョブチェンジをする人や、私のように、班長を経験してからする人もいます。

なるほど。江夏さんはなぜジョブチェンジをすることになったんですか?
入社当初、私はどちらかというと総合職希望だったんです。でも当時の支社長や上司たちはみんなドライバー経験者で出世していたので、この会社はドライバーとして入社した方が将来的にはいいのかなと思い、ドライバー職で入社しました。入社してから7年後ジョブチェンジのお話をいただくことになりましたが、このお話を受けるかどうかはかなり迷いました。入社してから2、3年後だったら迷うことなくジョブチェンジしたと思うんですけどね。入社当初からは価値観も随分変わっていました。

そんな中ジョブチェンジを決めた決め手は何だったんですか?
上司の一言ですね。信頼している上司にジョブチェンジの相談をしたら「おまえの人生だし、いいんじゃないか」と背中を押してもらいました。今までやっていた班長業務はすごく楽しかったですし、現場から離れることの寂しさもあったんですけど、その一言でジョブチェンジを決めましたね。でもあと2、3年このお話が来るのが遅かったら断っていたかもしれません。

入社から7年でずいぶん考え方も変わるものなんですね!

自分の今の環境がよりよく見える転職活動でした。

聞きにくい話ではあるのですが、江夏さんはぶっちゃけ転職は考えたことはなかったのですか?
ありますよ。転職活動をしていた時期もありました。入社5、6年目のときですね。自分の仕事に自信がついてきて、ドライバーという仕事の中では一通りのことをやった自覚もあったんです。世間の社会人5、6年目の人がどれくらいの仕事をしているのか見てみたかったこともあり転職活動をしてみたのですが、結果として転職したいと思えるような会社には出会えませんでした。自分のやっている班長業務のようなことをやっている人もいなかったですし、お給料も正直「みんなこんなにもらっていないんだ」と驚きました。傍から見たら転職活動に失敗したように見えると思いますが、自分の今の環境がよりよく見える転職活動でしたね。

なるほど。だからkmに残ることを決めたんですね。今の仕事内容に満足できなくなったら大抵の会社だと他の会社に転職しなければならないわけですが、kmなら同じ会社の中で違う仕事ができるのはいいですよね。
ジョブチェンジはkmの強みの一つだと思います。自分のやりたいことが一つに決まっているならいろいろなことに手を出すより一つのことを極めたほうがよいですが、私みたいに凝り性というよりは飽き性でいろいろなことにチャレンジしたいなら、kmにはいろいろな機会が転がっています。でもだからといってkmにずっとい続ける必要もないわけですし、もっとやりたいことが見つかったら転職してもいいわけです。今採用課で大学生の人たちに触れ合う機会も多いんですけど、こういうキャリアの話もするようにしています。

採用課の方が入社前にいろいろなことをオープンに隠さず話してくれると入社してからのギャップが少なくて済み、離職率も低くなりそうですね。

江夏さん、これからの野望。そして求職者へのメッセージ。

では江夏さんのこれからの野望を教えてください。
野望…ですか(笑)。野望というほどではないですが、これからもキャリアを積み重ねていきたいとは思っています。本社と現場とのつながりをもっと強くしていきたいという思いがありますね。私はいろいろな部署や営業所に知り合いがいるんですよ。顔が利くと仕事もスムーズに進めることができます。自分もこれからもっと現場の人とのつながりを深めていきたいですし、自分の周りにも自分のように現場の人と積極的に関わろうとする人を増やしていきたいと思っています。本社にはドライバーを経験していない人もいますし、そういう人は現場のことはなかなか分からないですよね。ドライバーを経験していても分からないことはたくさんあって、班長を経験していないと分からないこともあるんです。このような現場と本社のギャップを埋めるためにも、「江夏に聞いたら何でも分かる」くらいになりたいですね。

それは貪欲ですね。野望と言っても差し支えないように思いました(笑)。では最後になりますが、今お仕事を探されている方に向けてメッセージをお願いします。
仕事を一つに絞り選ぶのは重圧のあることですし、大変なことですが、kmなら入社してからもその時その時で自分に合った仕事を選ぶことができます。選択肢の多さは弊社の強みです。ぜひ自分に合ったお仕事を見つけてください!

ありがとうございます。今日は取材にご協力いただきありがとうございました。今まで取材させていただいた方とは一味違ったお話が聞けて新鮮でした。これからもお仕事頑張ってください!!