入社3年目で3つの部署を経験する24歳女子に事務職のキャリアステップについてインタビュー【コールセンター・研修編】

PROFILE.
田島(たじま)さん。2014年4月新卒入社。コールセンター、人財研修課を経て、現在は国際自動車(kmタクシー)株式会社板橋営業所所属の職員として働く。趣味はカメラ、イルカグッズ集め。(取材日:2017年2月14日)

今回は2014年に新卒で入社された田島さんに、一般職でのキャリアステップについて伺いました。コールセンター、研修課、営業所の職員など、国際自動車(kmタクシー)株式会社の多様な側面が見えるので必見です。

国際自動車(kmタクシー)に入社した理由は役員たちのリアクション

最初に田島さんが一般職として国際自動車(kmタクシー)に入社した理由を教えていただけますか?

役員の皆さんが温かい方々ばかりだったからです。役員面接で、当時の社長が私の履歴書を見て開口一番「田島さんの字はとても綺麗だね。性格があらわれているんだろうね」とおっしゃったんです。すごく緊張していたのがその一言でスッと解れました。そして、話が私の趣味のイルカグッズ集めになったときのことです。

イルカ集めですか?

母親からプレゼントされたことがきっかけでずっと集めているんです。他企業では「とのくらい集めているの?」といった質問は受けていたのですが、国際自動車(kmタクシー)の役員面接では「どうして田島さんはイルカが好きなの?」と質問されたんです。詳細を聞くのではなく、私を知ろうとしてくださっているんだなと分かって、他の企業と全然違うと思いました。

なるほど!ちなみにどうしてイルカなんですか?

イルカが芸をするのは、ご褒美をもらうためではないんです。トレーナーとの信頼関係や、トレーナーの反応を見たいという意識が原因らしいんですね。それを聞いて、素敵だなって思ったんです。

確かにそういう田島さんの本質に迫る話は、「なぜ?」という深掘りをしないと見えてこないですね。

もし国際自動車(kmタクシー)に入社して壁にぶつかって辞めたくなったとしても、「そうだ。私はこういう経験があったから入社したんだ!」と思い出せば乗り越えられるだろうと思ったんです。会社のトップの人たちがこんなに温かいなら大丈夫だろうって。

素敵な入社理由ですね。では、今度はキャリアステップについて伺いたいと思います。

キャリアステップその1、コールセンター

田島さんは入社後にコールセンターに配属されたんですよね。

東雲営業所のコールセンターです。空港への定額タクシーやマタニティ・マイタクシー(陣痛タクシー)などに関するお客さまからのお問合わせに答える仕事です。頂いた質問にお答えするだけでなく、お客さまの要望をヒアリングして小さな旅行プランをコーディネートするような感覚でとても楽しかったです。

職場の雰囲気はいかがでしたか?

温かい人ばかりでした。初めてクレームの電話をいただいた時に30分ほどお客さまのお話を伺っていたのですが、気づいたら何人もの先輩たちが私の後ろに立っていたんです。電話対応に必死で気づかなかったのですが、「初めてのクレームだよね。大丈夫?替わるよ!」と言い続けてくれていたみたいで。

すごく心配してもらっていたんですね!

電話を切ってからも、「お疲れさま!初めてなのにうまく対応できていたね」「こういう時はこう話した方がいいよ」などフォローしていただいて、とても働きやすい職場でした。チーム意識がすごく強くて、異動した今でもご飯を食べに行くくらい仲良しです。

良かったです!コールセンターで印象に残っているエピソードなどありますか?

男性のお客さまなのですが、「この前、国際自動車(kmタクシー)のタクシーに乗ったらドライバーがいちいち経路確認してきたんだよね」とおっしゃるので、クレームかなと思ったんです。すると、「俺も昔ドライバーだったから、その時の気持を思い出したよ。その新人ドライバーに『頑張れ!』と伝えてもらえない?」と感謝のご連絡でした。

嬉しいですね!

お客さまは「俺は起業したばっかりなんだけど、これからも国際自動車(kmタクシー)のタクシーを使いたいから会社を登録してもらえる?」とおっしゃり、国際自動車(kmタクシー)のファンになっていただけたようでした。

国際自動車(kmタクシー)を好きという気持ちが伝わってきますね。

お客さまから感謝の気持ちや要望などをダイレクトに伺えるのはコールセンターの良さですね。お客さまだけではなく、ドライバーたちとコンタクトをとることも多いので、国際自動車(kmタクシー)に関わる色々な立場の人を支えられることがやりがいです。なので異動だと聞いたときは寂しかったです。

キャリアステップその2、研修課

コールセンターの次は、人財研修課に異動されたんですよね。

そうです。入社後、タクシードライバーになる同期と合同で研修課の研修を受けたので馴染みのある課でした。ただ、実際に乗務経験があるわけではありませんし、今まで指導経験も無いので「私はここで何ができるのだろう?」と不安だったことを覚えております。

田島さんはどんな仕事を担当されたいたんですか?

入社書類の処理や、書類作成、請求書の締めや教材作成などです。新卒研修のサポートとして配車管理や、研修のスケジュール管理も任せていただいていました。

人財研修課で大事にしていたことは何でしょうか?

コーチと研修生の間に入ることですね。例えば、具合が悪くて休んでいた研修生の人がいたら、「Aさんはこういう状態でちょっと声が出にくいみたいです」と事前に伝えていました。研修生の苦手分野とコーチの得意分野を把握して、この人にはこのコーチが良いのでは?とアレンジしていくのが面白かったんです。

すごいですね!未経験から始めたのに、すぐ自分にできることを見つけていらっしゃいますね!

コールセンターで勤務している時に、「耳をダンボにしなさい」と教わっていたのが役にたったと思います。誰がどこでどんな会話をしているか気にする癖がついて、普段から周囲の状況を把握することが得意になっていたためできたことでした。

コールセンターでの経験が人財研修課での仕事に活きているんですね。

全ての経験を無駄にしたくないので活かせるように工夫しています。最初は何もできないので職場の雰囲気を少しでも明るくするために、ひたすら笑顔を心がけていました。すると、1つ下のジョブトレーニング(社内インターンシップ制度)で人財研修課で働いていたタクシードライバーの後輩が「田島さんにお世話になりましたし、『忙しくて大変だ』とおっしゃっていたので、助けたくて人財研修課に職種変更することにしました!」と追いかけてきてくれたんです。

田島さんの仕事ぶりが素敵だったんでしょうね!

コールセンターが好きだったので、最初はあまり気が進まない異動でしたが、次第に後輩に影響を与えられるくらい熱中できたので良かったです。人財研修課では様々な経歴を持つキャリア(中途)入社の方とお会いする機会があるのですが、人生の転機や挫折を経験して転職してくる方も多いんですね。「前職これでうまくいかなくなって国際自動車(kmタクシー)にきたんだけど大丈夫かな?」など。

変化を求めて国際自動車(kmタクシー)に転職しているんですね。

そういう方たちには、どうにか国際自動車(kmタクシー)を好きになってもらいたい!って思うんです。せっかく入社したなら「会社が好き」と思って働く方が楽しいと思うので、そう思っていただける対応をしようと心がけておりました。

素敵です!

こんなに人財研修課を好きになったところで、また異動になるんですけどね(笑)

次は営業所の職員ですよね!そのお話は次回に伺っていきますね。田島さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!