「車を運転する」と「人と関わる」。その2つを突き詰めて出会ったのがタクシードライバーの仕事。

PROFILE
羽生さん。羽田営業所所属。2009年中途入社。

入社からずっと同じ精神。
kmタクシーの「ホスピタリティ」。

まずは入社のキッカケからお聞かせください。
元々物流関係の仕事をしておりましたので、「車に関われる仕事」を一つの基準にして転職活動をしていました。今の若い方々にはイメージしにくいかもしれませんが、我々の年齢は仕事と車は近い存在だったんです。車を運転できるスキルによって、仕事の幅が広がる独自の価値感価値観があったんですよね。

なるほど、「車を運転できる」仕事はたくさんありますが、なぜタクシー業界に?
40代での転職で「車に関われる仕事」に加えて「人と関われる仕事」という観点で職業を捉えるように変わったんです。そこで、出会ったのがタクシー業界。数あるタクシー会社の中でも、特に人との関わりを重視しているのが国際自動車(kmタクシー)でした。最初は、妻に反対されましたね。知らない人とたくさん接触する仕事ですので、トラブルになる可能性もありますし、そもそも知らない人とのコミュニケーションが上手くいくのか、という心配もあったようです。しかし長年働く中で、妻が持つタクシー業界へのイメージも変わってきて、「お客さまと真摯に向き合う」やりがいのある仕事と考えるように変わってきました。

「ホスピタリティ」溢れる仕事に共感していただけたのですね。
そうですね。私が入社した頃は「ホスピタリティ」という言葉は特に使われておりませんでしたが、それでも昔からその思想は受け継がれていました。前職の物流関連の仕事では長年の仕事の中で次第に人と人との関係が薄れていたので、「誰かのために働く」という事を再認識した気分です。

負のイメージを払拭する。
目指すはkmのブランディング。

今掲げている目標はありますか?
この業界に対して負のイメージを持っている人たちの偏見をなくしたいですね。「なぜこの業界の仕事を選んだの?」という質問は結構多いんです。タクシードライバー全員が自分で選んだ仕事だと誰もが自信を持って言えるような環境を作っていきたいと思います。「タクシードライバーです!」と胸を張って言えるのはもちろん、「国際自動車(kmタクシー)のドライバーです!」と言えるように、自社のブランディングを図っていきたいですね。

なるほど。ドライバーたちのモチベーションにつながるとよいですね!
ベテランの先輩、社会経験を積んだ転職してきた方、年齢は若いけど班長職を務めている方…色んな人たちが集まる環境の中、全員が「kmタクシーのドライバーだ」と胸を張れることが望ましいですよね。kmタクシーは本当に色んな人たちが集まっていて、例えば元左官屋もいるし、元運送屋もいるので、全員の力を合わせれば家を一軒建てることだってできちゃうんです。それくらい、個性豊かな仲間たちが集まっているんですよ。

バラエティ溢れる仲間たちと働く…ワクワクしますね!
営業所の休憩スペースでは、よくプライベートの話で盛り上がることもあるようですよ。なので、管理職の立場である私は敢えては入らないようにしています。せっかく和やかな雰囲気なのに、ピリッとした空気になると申し訳ないですからね(笑)。私は始業や終業の時に一声かける程度。皆さんの労働環境を整えるためには、管理職の関わり方のバランスが大切ですね。

「稼げる20代」が現実に。
互いに高め合う仕事の環境に迫る。

ズバリ、就職活動中の方々が注目すべきタクシー業界のメリットとは?
歩合があるので、やった分だけ自分に還って来るという環境はモチベーションにつながるでしょうね。若いうちから入っていたら、また違っただろうな、って思います。若手ドライバーは早くからノウハウを身に付けられますし、先輩たちから教えてもらうこともできます。「稼げる20代」としての生活は、同年代とは全く違う景色が見えているでしょうね。

まさに、新卒で入社するメリットですね。若手との関わりはありますか?
「今日の仕事はどうだった?」など、積極的にコミュニケーションを取るよう心掛けていますよ。時には、自分がドライバーとしてやっていた時の営業の方法だとか、仕事のコツを教えることもありますね。新卒のドライバーも、キャリア入社(中途)のドライバーも自身の経験をシェアし合って、お互いに高め合ってほしいと思います。

貴重なお話をありがとうございました。