PROFILE
小野口さん。タクシードライバー。羽田営業所所属。
業界は絞らずに仕事を探したら、
「タクシー業界」が見えてきた。
まずは、入社のきっかけからお聞かせください!
最初に国際自動車(kmタクシー)を知ったのは、大学で開催されていた合同説明会でした。当時、既にいくつか内定をいただいていたのですが、どれも社内での事務作業だったんです。外に出るなど、何か「動きのある仕事」がしたいという気持ちで就職活動を続けていたのでタクシードライバーという職種は魅力的でした。正直、kmタクシーに出会うまで、タクシー業界は考えもしなかったのですが…。
タクシー業界は、最初から考えていたわけではなかったのですね。就職活動の時、業界は絞っていたんですか?
いえ、特に業界にこだわっていたわけではありません。学生の中には、「この業界で働きたい」と信念を持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、「業界を絞る」ということは根拠なく視野を狭めているという捉え方もできます。幅広い視点で、様々な業界を見る。自分のしたいことは、今あなたが見ている業界以外の場所でもできるかもしれませんよ。
「珍しい仕事をしてみたい!」
その結果、運転が嫌いなのにドライバーに。
最初からタクシー業界を考えていたわけではなかったようですが、タクシー業界についての知識はあったのですか?
いえ、全く知りませんでした。そもそも自分でお金を払ってタクシーを利用したこともなくて。正直、「若い人はいないんだろうな」という先入観はありました。ですから、新卒で働くことについてイメージしづらかったです。ですが、不安ではありませんでした。元々「珍しいことをしてみたい!」という性格なんです。新卒でタクシードライバーって面白いじゃん、という気持ちの方が勝っていましたね。
なるほど。前向きな気持ちでスタートを切れたのですね。
はい。ですが、実は私は運転が嫌いなんです。「苦手」ではありません。「嫌い」なんです(笑)。タクシードライバーなのに運転が嫌いだなんて、不思議ですよね。
はい…。運転が嫌いなのに、タクシードライバーとしてやっていけるんですか?
タクシードライバーって、実は「運転する仕事」じゃないんですよ。私は「色んな所に行く仕事」だと捉えているんです。運転するのは嫌いだけど、色んな所に行けるのは好き。色んな所をドライブしている途中でお客さまをお乗せしている…そんなふうに仕事を捉えているんです。休憩時間に、近くのお菓子屋さんを調べてスイーツを堪能…。お菓子探しの旅をしながら、働いているんです。楽しそうだと思いませんか?ちなみに、人形町にあるたい焼きがおすすめですよ。一個ずつこだわりの直火で作られていて、なおかつ砂糖の甘さではなく小豆の甘さで勝負をしているという…絶品です。
く、くわしい…。本当に、楽しみながら仕事をしているんですね。
目標は2つ!
それは、「スキルの現状維持」と…?
タクシードライバーは乗務中一人でのお仕事となりますが、仲間との関わりはあるのでしょうか?
ありますよ!営業所内で同期たちと会うこともしばしば。スイーツを買いに行って、談笑タイムです。
なんと、仕事の楽しみだけでなく、同期たちとのコミュニケーションもお菓子。
そうですね(笑)また、先輩方との関わりも多いです。仕事についての話よりも、「ごはん食べてる?」などの世間話が多いですね。kmタクシーに入ってから、保護者が増えました(笑)
確かに、新卒入社組は可愛がられそう。さて、最後に今後の目標について教えてください!
ドライバーとして運転スキルを高める…というのが多くの人の目標だと思います。ですが私は敢えて、より高いステージを目指すよりも現状を維持することに重点を置きたいと思っています。運転スキルを高めようとして今までできていたことが疎かになるよりも、今しっかりとできていることをもっと洗練させる。それが今の目標ですね。
確かに、今身に付いている力を維持することも大切ですよね!
実は、他にも目標はあるんですけどね!おいしいお店を見つけたり、新しいお菓子を探したり…。これはれっきとした「目標」です。先程申し上げた通り、「色んなところに行ける」ということが私の原動力ですから(笑)。おいしいものがあれば、仕事も捗ります!
変わった目標(笑)!今日は貴重なお話をありがとうございました!