中途入社・タクシードライバー3年目!業界の「ぶっちゃけ話」を聞いてみた

PROFILE
千葉
さん。タクシードライバー。羽田営業所所属。


「元々kmに入りたかった?」
転職を決意したワケ。

―ズバリ、入社のキッカケは何だったのでしょうか?
25年間働いた会社を離れ、国際自動車へ(kmタクシー)へ…。実は、20代の頃からkm観光バスでドライバーをしたいという思いが強くて。妻も子どももいましたが、思い切って転職したんです。

―なんと、国際自動車で働きたいという思いは昔から。でも、バスじゃなくて、タクシーのドライバーになったんですね。
そうなんです。タクシードライバーも面白そうだな、と思いまして。この年齢での転職でしたから妻も心配していたのですが、一緒にオープンカンパニーに参加したら綺麗な施設環境を見て安心してくれました。

―kmタクシーではオープンカンパニーも開催しているんですね!入社前に労働環境を確認できるのは安心ですね!

※オープンカンパニーとは大学のオープンキャンパスのように月に一度誰でも会社見学に参加できる制度です。


普段は聞けない!
タクシー業界の「ぶっちゃけ話」。

―さて。これまでのお仕事の中で印象に残っているお仕事について教えてください!
印象に残っている仕事ですか!たくさんありますよ(笑)。マタニティタクシーという取り組みをしていますから、妊婦の方をお乗せする機会があります。ですが、その一方で骨壺を持って乗車されるお客さまもいらっしゃいまして…。
まさに、「ゆりかごから墓場まで」です。
いえ、本当に考えさせられますよね…。結婚式場までの乗車もあれば、葬祭場までの乗車も。冠婚葬祭とタクシーの結び付きは深い…そう、奥深いんですよ…。

―こ、これはブラックジョークと捉えていいんでしょうか(笑)。
いえいえ(笑)。でも、それだけ幅広い用途でタクシーをご利用いただいているということでもありますよね。

―なんだか、他にもぶっちゃけトークが聞けそうな気がしております。
それなら「タクシーといえば」…な話がありますよ。

―それはズバリ…。
それは、
吐かれちゃった~~~~~~!
って話ですね。

―うわあ、それは確かに。悪い意味での「タクシーといえば」な話かも…。
車内で吐いてしまうお客さま、少なくないんですよね。でも、私はシートに吐かれてしまったことはないんですよ。ビニール袋を多めに携帯していて、吐きそうなお客さまがいたら先に渡しておくんです。吐いてしまうお客さまのほとんどが、我慢して・我慢して・我慢して…最終的に吐いてしまうんです。どうせ吐いてしまうなら先手を打って、
「吐いてもオッケー!」「でも、袋の中に!」
と伝えておくほうがお互いハッピーなんですよね。

―「吐いちゃう」案件対策には、そんな裏技があるんですね…!


後部座席で繰り広げられる
まさかのサスペンス。

―ぶっちゃけ話、まだまだありそうですね。
…はい。ありますよ。これは話していいのかな…。後部座席で電話をするお客さまから聞こえた一言。
「だから、俺はやっていないんだって!」

―…ぶっちゃけ話の中でもトップクラスのヤツですね。

いや、気になりますよね。確かに、その人をお乗せしたのは
交番前でしたね。

―…どうやら、本当のヤツですね。
いや、でも本当に何かあった場合は交番から出られないじゃないですか。多分疑いを掛けられただけだったんでしょうね。気になって、恐る恐る何があったのか聞いちゃいました。

―き、聞いたんですか(笑)
聞かないのも不自然じゃないですか…(笑)。ま、いろいろあったみたいです。内容は伏せますけど、どうやら奥さんに連絡が入ってしまったようで大変なことに。家に着いたら、
奥さんが仁王立ちしていました。
いや、怖かったですね〜。漫画でしか、見たことがない状況ですよ。

―タクシー業界のぶっちゃけ話、漫画があったら私は買いますね。

※あとがき:今回は、普段は聞けないタクシー業界の「ぶっちゃけ話」を聞いてみました。