kmタクシーの研修があれば、接客未経験でも大丈夫!社風や研修の様子をご紹介。

PROFILE.
垣内(かきうち)さん。研修コーチ。国際自動車(kmタクシー)株式会社人財研修課所属。1979年ケイエム観光バス株式会社にバスガイドとして入社。史跡や温泉巡りなど、観光が大好き。(取材日:2014年10月26日)

本日はよろしくお願い致します!

お願いします。インタビューってなんだかワクワクしますね、何でも聞いてください(笑)

ありがとうございます!垣内さんは現在、人財研修課に所属されていると伺いましたが、以前はどちらにお勤めだったのでしょうか。

つい数ヶ月前まで、バスガイドをしていました。2014年の7月に国際自動車(kmタクシー)の人財研修課に配属になったわけです。なので、36年間ずっとkmグループ一筋でやってきています。

36年!すごいですね!というと、高校を卒業されてからずっとkmグループに関わってきたということですね!正直なところ、辞めたいと考えられた時はなかったのですか?

それが、無いんですよ。自分でもすごいと思います。(笑)居心地が良いのでしょうね。たまに他の観光会社の方々との集まりや、会社勤めの友人とお話をする事がありますが、国際自動車(kmタクシー)について皆さんよく言われるのは、「人がしっかりしている」ということです。

そう周囲からも評価される背景には、国際自動車(kmタクシー)の教育にかける想いの強さがあると思います。国際自動車(kmタクシー)のタクシードライバーやガイドや職員は普段から国際自動車(kmタクシー)の人財教育を受けているから、皆さんのおっしゃる「しっかり」とした人柄が伝わるのでしょうね。私は徹底して、国際自動車(kmタクシー)の基礎教育というものを学びました。基礎教育は、奥が深いんです。

主にどういったところを大切にされているのでしょうか。

最も大切にするのは、身だしなみとあいさつ。ガイドもタクシードライバーもここは譲れません。お客さまと過ごせる時間は限られています。より満足していただく為には一瞬一瞬が大切。第一印象が重要です。

ガイド時代の垣内さん(右から3番目)。入社して間もない頃のお写真です。

第一印象は本当に大切ですよね。では、マナーや知識を身につける為には実際にどのような研修をされているのですか?

研修は一ヶ月半から二ヶ月かけて行います。一つ目に地理、二つ目に接客・挨拶・マナーについて、座学と実習で学びます。そして応急救護などの授業を受けた後、卒業検定があり、そこでは技能とマナーが重視されます。卒業検定を合格した後、現場へ配属される流れです。

国際自動車(kmタクシー)では、ホスピタリティBOOKという教本を用意していて、研修期間に2日間を使って教本の内容をしっかり学びます。この教本は、配属後、営業所に配属になってからも使う大切な教本です。ここに、タクシードライバーに現場でずっと役に立つ、おもてなしの心得が詰まっています。状況に応じてのお声掛けや。「タクシードライバーの仕事は運送業でなくサービス業だ」と考える、国際自動車(kmタクシー)の業界変革へのビジョンについて、学んでいくのです。

やはりホスピタリティにかける想いが強いのですね。研修はどのような雰囲気なのでしょうか。すごくハードそうな感じがするのですが。

そんなことはないですよ。(笑)確かに研修期間は覚える事がたくさんありますし、現場に出るまでしっかり時間をかけて研修をするので、この研修概要を聞いて、大変だと思う方も少なくないかもしれませんね。でも研修を受講される方々は、会うたび元気なあいさつと積極的な姿勢で取り組んでくださっています。「研修を受けていて、現場に出るのが楽しみになった」という嬉しいお声を頂いたこともありました。

私も、できるだけ楽しい研修を心掛けています。接客業が初めての方も多いので、まずは和やかな雰囲気づくりから。笑顔を忘れず、時には冗談を言ったりして、笑いの絶えない、より楽しく学んでいただける研修にしたいです。

本当に皆さん色々な経歴を持たれているので、受講される方のお話をよく聞いて、ひとりひとりに合った指導が出来るということが大切ですね。

垣内さんの心掛けに感動しました・・・。意外にも研修は楽しそうですね!では最後に、タクシードライバーを検討されている方へ、一言お願いします!

私自身、研修で受講者の皆さんからたくさん元気をいただいて、それが活力になっているんです。もっともっと楽しく学べる研修に出来るよう、私も一緒に楽しみながら工夫を重ねていこうと思います。

タクシードライバーになるにあたり、接客や地理に関して不安を抱いている方は多いかと思います。というより、ほとんどの方が最初は不安です。その不安は研修で解消するので、ぜひ、迷っている方は、勇気を出して飛び込んでみて下さいね!お待ちしています!

垣内さん、ありがとうございました!