研修課への「ジョブトレーニング」!まとめ役・班長としての力を蓄える社内インターンシップ。

PROFILE

齋藤さん。東雲営業所所属。タクシードライバー。2019 年新卒入社。

交通業界に絞った就活でちょっと異質(?)なタクシー業界発見。

まずは、入社のキッカケからお聞かせください!

元々バス・電車・航空など交通業界での就職を考えていました。業界について調べる過程でタクシー業界について知り、思い切って国際自動車(kmタクシー)の説明会へ。一人での乗務や、1日で2日分働くことでまとまった休みを取れる業務体系などの魅力がありました。業界特有の環境がマイペースな自分に合っていると思い、入社を決めたんです。

なるほど、目指していた業界であり、かつ働きやすい環境があるというメリットが刺さったんですね。働き始めて3年、タクシードライバーの仕事はいかがですか?

お客さまとのコミュニケーションが鍵を握る仕事だと感じています。乗車される際の挨拶で第一印象ですべてが決まってしまうので常に丁寧な接客を。お客さまが何を求めているのか想像して動き、ホスピタリティ溢れる仕事を心掛けています。例えば足腰が不自由なお客さまは乗車時・降車時にどんなことに困るのか…など。こうしたケースごとの対応は咄嗟の判断では難しいので、事前に考えておくとスムーズです。

お客さまごとに異なる対応を。齋藤さんのホスピタリティですね。

最近では新型コロナウイルス感染拡大を受け、こまめに車内換気を行ったり会社指定の除菌剤でケアしたりなどの対応を行っています。すべてはお客さまに安心してご利用いただくためにホスピタリティのあり方は世間の流れに合わせて変わっていく物でもあります。常に時代の変化を捉え、今何を求めているのかを意識する必要があります。

当たり前のことって、どう教える?

齋藤さんが「ジョブトレ」参加を選んだワケ。

ドライバーとして働く齋藤さん。現在は内勤のお仕事をされているようですが…。

実は今、社内インターン制度である「ジョブトレーニング」に参加しているんです。採用課や研修課、安全推進課などの部署に配属され、内勤の仕事を体験することができます。ドライバーとして学べない知識に触れられる環境を用意していただけるのはありがたいですね。

なるほど!だから今、齋藤さんは研修課にいらっしゃるんですね。

そうです。「ジョブトレ」への参加を決めた際、研修課への配属を希望して書類を提出しました。研修課は、各営業所に配属される前のドライバーに運転スキルや知識、心構えを指導する部署です。ジョブトレを通して、私も授業のサポートを行なっています。これからドライバーとして入社される方への業務の説明や準備を行うことが多いですね。

実際に業務を行なっているんですね!ジョブトレを通して、どんな学びがありますか?

自身も入社した際に研修を受けました。その時とは違う視点から研修を捉え直せすのは新鮮ですね。「基本的なこと」の大切さ、そして「基本的なことを指導すること」の難しさを改めて理解しました。当たり前のことって、客観的に捉えて指導するのが難しいんですよね。

確かに、当たり前のことを指導する時って「なんで分からないんだ?」という思考になりがちですよね。

その難しい指導を先輩たちはこなしています。決まった方法ではなく、一人ひとりの持ち味を活かした指導方法で伝えているのが面白いですね。それぞれの先輩が「こうしたら分かってもらえるんじゃないか?」と研究を重ねた結果だと思います。

班長職を目指して。

先輩のやり方に学び、自分のやり方を貫く。

ジョブトレに参加して一週間。ジョブトレは3ヶ月ということですから、まだ序盤ですね。

そうですね。多くの人への指導をこなす「まとめ役」である先輩たちに学び、今後に活かしたいと思います。

齋藤さんは今後、どのようなキャリアステップを思い描いていらっしゃるのでしょうか?

実は私、班長を目指しているんです。入社前はタクシードライバー志望だったんですが、働き続けるにつれて周りの仲間をまとめる班長職への興味関心が深まりました。この夢を叶えるための一歩として、「まとめ役」を体験できるジョブトレへの参加を決めたんです。

なるほど。班長へのステップアップのための学びの場としてジョブトレを選んだんですね。班長職に活きる体験はできていますか?

実は先程申し上げた「一人ひとりの持ち味を活かした指導方法で伝えている」というポイントがいちばんの学びだったんです。班長職に始まるリーダー職は、仲間の見本として決まった方法で仕事をしなければならないという思いがありました。ですが、まとめ役だからこそ柔軟な発想を持って立ち回る必要があるんです。それに気づけたのは大きかったですね。

まとめ役の流儀を学べた、ということですね!

そうですね!先輩のやり方をそのまま真似するのは高度すぎて難しいです。だからこそ、先輩方から流儀を学び、その上で自分なりのやり方を探すというやり方にシフトしていきたいと思います。残りのジョブトレで、しっかり学んでいきます!