新卒入社タクシードライバーが選んだ「社会貢献」の方法。タクシー業界は「もったいない」…その言葉を跳ね除けた信念。

 

新卒でタクシードライバーは「もったいない」。その言葉を跳ね除ける、中野さんの思い。

新卒入社でタクシードライバーとして活躍中の中野さん。本日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします。おっしゃる通り新卒入社…ですが、その中でも”ほやほや”の新卒入社。4月に入社、乗務は5月に始まったところです。現在は、板橋営業所のタクシードライバーとして勤務しています。

 

タクシードライバーとしての新卒入社から数ヶ月。ちなみに、中野さんは学生時代どんな学びを専攻していたんでしょうか?

学生時代は、社会福祉に関する学びを専攻していました。進路としては、重度の障がいを抱える人々をサポートする介護職、子どもたちの特別支援であったり、さまざまな道があります。

それでは、学生時代の同期・仲間たちの多くは社会福祉の世界へ、就職したということですね。

いえ、実際の進路は多種多様で、社会福祉に関する資格を取りながらも、就職活動の中で全く違う業界・職種を選択する人が多かったように思います。現代の大学生は、大学での学びに直結した仕事を選ぶというより、大学に在籍した時間の中で得た学び・プライベートの経験を組み合わせて、自分に合った仕事を選ぶのがスタンダードになっていると思います。ですから、社会福祉を学んだ後にタクシードライバーという進路を選ぶことも、選択肢として十分あり得る選択だったんです。自分の中では、特に違和感はありませんでした。

 

「自分の中では」…。正直な話、周りの反応としてマイナスの意見もあったのでしょうか。

ぶっちゃけ話ですが、「もったいない」という表現での意見を貰いました。資格を取得して、大学を卒業した人が就く仕事じゃない…そんなニュアンスだったと思います。ある意味「誰でもできる仕事」「古い業界」などのマイナスイメージを持っていたのではないでしょうか。自分は周りの声は気にせず、タクシードライバーを経験するからこそ見える社会貢献の形…未来への展望が見えていたんです。

視点を変えて、タクシー業界へ。「社会貢献」の形を探る。

タクシードライバーとして新卒入社を貫いた…。その経緯をお聞かせください。

就職活動の軸として、当初は社会福祉に関する資格を活かせる仕事や、社会貢献性が高い仕事に就きたいという思いがありました。そんな中、さまざまな企業を紹介するポータルサイト等を閲覧していた際に、偶然タクシードライバーの求人が目に入ったんです。

 

 

これまで視野に入っていたのは社会福祉施設や、公共機関など。未知の業界との直面に興味が湧き、タクシードライバーの仕事について調べてみたんです。さまざまな情報をみる中で、タクシーが社会に求められていること、ドライバーの仕事の根底には「ホスピタリティ」という概念があることを知りました。「社会貢献性の高い仕事」イコール「社会福祉施設」「公共機関」という端的な考えは誤っていた…そう気付かされ、思い切ってドライバー職としての新卒入社を決意したんです。

 

大きなシフトチェンジですね。とはいえ、葛藤もあったのでは。

葛藤とは少し異なるのですが、今でも社会福祉施設や公共機関、特別支援学校での仕事への関心が高いです。いつかは、転職し、社会福祉の世界で働きたいと思っています。ただ、一味違う形の「社会貢献」を経験した上で社会福祉の世界へ飛び込む方が、自分のためにも、周りのためにもプラスだと思うんです。

 

 

この考えは、周りのタクシードライバーや先輩・後輩たちに話しています。国際自動車(kmタクシー)は、将来の展望を持ち、その野望を叶えるまでの期間をタクシードライバーとして働く…「準備期間」的な働き方も認めてくださるんです。

 

夢を追い掛ける仲間たちと一緒に、切磋琢磨できる環境。これもまた、kmタクシーならではの魅力ですね!

「苦手」や「得意」は人それぞれ。自分の個性に合わせた働き方が作れる?

中野さん、タクシードライバーの仕事が始まりプライベートの時間との両立はいかがでしょうか?

仕事と休みのバランスを上手く調整できるので、メリハリを付けて働き続けられています。その上で、働いた分だけ稼ぎ高収入を実現できる好環境。まだまだ知られていないタクシー業界の魅力だと思います。

 

学生時代の同期・仲間たちとお話しする機会があれば、当初言われた「もったいない」というイメージも変わるのでは?

実際、卒業後に会うと収入・環境など赤裸々に話す機会もありますね。それぞれの業界ならではのメリットがあると思いますが、それでもこのタクシー業界のワークライフバランスと、高収入の実現は群を抜いているように思えます。こうして、自身の働きを見せることでタクシー業界の社会貢献性が示せると面白いですし、やりがいに繋がります。

 

 

タクシードライバーの魅力、展望をお伺いしましたが、直近の目標やキャリアステップのビジョンをお聞かせください!

仕事に満足していますし、今後はタクシードライバーとして働きながら社会福祉の世界への展望を思い描いて進みたいと思っています。そんな中で、正直「難しい」「苦手かも」と思っているのが…「一人で仕事をする」ということです。タクシードライバーは、乗務が始まり営業所を出ると、タクシーの中に一人。お客さまと対面のコミュニケーションを常に求められます。これが、最初は不安でしたね。そして、今でも若干不安が抜け切らず…(笑)!いい緊張感の中で働けているという感覚もあります。

 

 

なるほど、「一人で働く」という部分が自身の課題ということですね。

ただ、一人で働く環境があるというのは、タクシー業界の魅力でもあります。一人で働く方が集中できるという人には抜群の好環境です。「タクシードライバーはこういう仕事だからこういう人に向いている」と一言で言えるわけじゃないんですよね。私は社会貢献性という点に目を向けましたし、例えば「一人で働く」「運転が好き」「高収入、稼ぎたい」…など、それぞれの視点で魅力を読み解くことのできる業界・職業だと思います。ある意味、この魅力を掘り下げるというのも私の目標の一つと言えるかもしれません。

 

 

本日は貴重なお話をありがとうございました!