はじめはタクシードライバーに対する先入観を拭えなかった
吉本さんの、国際自動車(kmタクシー)との出会いを聞いてみた。
知り合いにタクシードライバーをやっている方がいて、その方にいろいろ話は聞いていたんです。就職活動は主に旅行会社を見ていたんですが、その方に「接客業もいいんじゃない?」と言われて。そして「接客やるならタクシードライバーがいいよ。タクシードライバーだったら、おまえは絶対上手くいくよ!」と言ってもらったんです。
もともと車の運転は好きで、そういう仕事もいいかなとは思っていたので、就活ナビから国際自動車(kmタクシー)にエントリーしました。エントリーはしたのですが、タクシードライバーに対するネガティブな先入観は拭えず、タクシードライバーになろうとは思っていませんでした。
説明会に参加してタクシー業界に対するイメージが一変
ところが、説明会に参加してタクシー業界に対するイメージが一変する。
想像とは違って、すごく雰囲気が良くて、楽しかったんです。ここでなら楽しく働けるというイメージが湧きました。
3時間にも及ぶ面談だったのですが、社長自身のお話も沢山してくださいました。社長自ら朝早くから営業所に出社して、みんなのために一生懸命働いている、すごくタクシードライバー想いな姿に感動しました。
営業所の方たちに私を紹介してくれたのですが、営業所の方たちも「来年の新卒よろしくね」などと声をかけてくださり、人事や社長のみならず、営業所全体がウェルカムな雰囲気で迎えてくれているのが嬉しかったです。
社風が魅力的だったとはいえ、旅行会社を志望していた吉本さん。タクシードライバーになる決意をした理由はなんだったのか?
社風もそうなんですが、勤務形態、給与も魅力的だったことです。もともと見ていた旅行会社からも内定は頂いていたのですが、勤務形態、給与体系を聞くと、生活レベルが下がってしまう印象を受けました。きちんと生計が立てられるかな、と不安になるほどでした。
国際自動車(kmタクシー)のタクシードライバーの仕事は、自分の時間が作れる上に、頑張ったら頑張っただけ稼げるんです。これって、ほかの会社ではなかなか出来ないことだなと思って、入社を決めました。
現在の成果は、入社前からコツコツ会社に通っていた努力が活きている
配属されて3か月目という決して長くない期間で、素晴らしい売り上げの成績をおさめているという吉本さん。
自分でも、正直ここまでできるとは思っていませんでした。ただ、給与補償期間の間にどれだけ出来るようになれるかが勝負だとは思っていました。入社前の12月から、自主的に会社に通い、そこで地理の研修や二種免許の研修をしていただいていたんです。
そのときの努力が、すごく活きていると感じています。みんなから「すごいね」と言って頂いたり、同期から「どうやったらそんなに売り上げが上がるの?」と連絡をもらう事もありますが、12月からコツコツ会社へ通っていた結果だと思っています。
入社前の12月から会社に通うという、モチベーションの高さはどこからきているのか?
「希望すれば、地理試験や普通自動車第二種免許を早い時期に取得できるよ」と言われたので、「じゃあ、やるか」ぐらいの気持ちだったんですけどね(笑)
でも、タクシードライバーをやるにあたり、その2つの資格は必要不可欠なので、良いスタートを切れるように早くから準備しておこう、という向上心もあったんです。
自分がこれだけ頑張れているのはこの会社、この業界に入れたから
吉本さんが、ここまで頑張れている理由は何なのか?
希望する会社や業界に入れたからだと思っています。タクシードライバーという仕事がとても楽しいですし、職場環境がすごく良いです。相談すれば希望もきいてくれるので、仕事とプライベートの両立もきちんと出来ています。練馬営業所は小規模で仲が良いですし、先輩もかわいがってくれるので嬉しいです。最近は、営業所の先輩たちが所属しているボーリング部に入部しました(笑)
仕事において、楽しめているかどうかが大切だと話す吉本さん。
新卒っていうのは能力的に大差ないと思うんですよ。もちろん、外部環境的に多少の差はあるかもしれませんが。それよりも、楽しいかどうか、仕事を楽しめているかどうかが大切だし、仕事の成果にもつながってくるんだと思います。
仕事を楽しめているから、もっと良くなろうと思えます。営業所が主催している勉強会があるんですけど、そういうものにも自分から参加しようと思うし、先輩も声をかけてくださるんです。先輩は、稼ぐテクニックを共有してくださいます。ありがたいですよね。
同期というひとつのくくりを、もっと大切にしていきたい。
営業所に配属されて3か月。同期に対する想いを聞いてみた。
それぞれ、営業収入(売り上げ)を気にしてしまうとは思うんですけど、追いかけすぎて人間関係が崩れてしまっては本末転倒だと思うんです。そうではなくて、同期というひとつのくくりを大切にしていきたいですね。売り上げは二の次なんじゃないかな。
どうしても、同期と会うと仕事とか売り上げの話になっちゃうんですよね。「今日の売り上げはこれくらいで・・・」とか、「今日はどんな道を走ってこんなお客さまをお送りして・・・」とか。それもそれでひとつのコミュニケーションですが、仕事からまったく離れて、お互い思い思いのことを話す時間もほしいなと思っています。
新卒のタクシードライバーが増えることは、業界変革にも拍車がかかると思う
そんな吉本さんの、今後の展望は?
「若い人に、もっと入社してもらいたいですね。若いタクシードライバーが増えたら、業界に対するイメージももっと変わっていくと思います。実際に、若手が活躍する余地はタクシー業界にたくさんあるんです。若いタクシードライバーというだけで会話のネタになるので会話が増えたり、評価が上がったりしますよ。
今後は説明会などに参加して、いろんな経験談を話してあげたいと思っています。配属したての今だからこそ感じること、その意見を伝えられることは後輩たちにとって大きいと思います。これから入ってくる新卒ドライバーにとって、私たちが一番身近な存在だと思うので、いろんな話をしてあげたいですね。