在籍社員が本音を話しちゃいます!

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在籍社員が本音を話しちゃいます!

2017年6月10日

25歳の新人路線バス運転手に聞いたバスの魅力と運転の心得。「愛されるバスにしたいんです」

PROFILE

大瀧 さん 【 2015年 新卒入社 】

ケイエム観光バス株式会社シティバス事業部東雲営業所所属 路線バスドライバー
2015年4月タクシードライバーとして新卒入社。乗り物全般が大好きだが、特にバスが好きで、休日は色々な会社のバスに乗る。(取材日:2017年5月26日)
25歳の新人路線バス運転手に聞いたバスの魅力と運転の心得。「愛されるバスにしたいんです」
PROFILE.
大瀧(おおたき)さん。路線バスドライバー。ケイエム観光バス株式会社シティバス事業部東雲営業所所属。2015年4月タクシードライバーとして新卒入社。乗り物全般が大好きだが、特にバスが好きで、休日は色々な会社のバスに乗る。(取材日:2017年5月26日)

大瀧さんは高校生の頃からバスのドライバーに憧れていたとか?

はい。どうしてもケイエム観光バス株式会社のお台場レインボーバスを運転したかったんです。

ピンポイントですね!

お台場レインボーバスは品川駅(港南口)を起点に、レインボーブリッジ、お台場エリアの住居・商業施設周辺などを巡回するのですが、実は私はお台場レインボーバスで通学していたんです。

なるほど!お客さまだったのですね!

小さい頃から乗り物全般が好きなのですが、やはり自分が使っていたのでお台場レインボーバスには特に思い入れがあるんです。狭い道を大きな車体でスイスイ走っていくところに惹かれました。お台場レインボーバスの接客対応って素晴らしいんです!曲がる時は「左に曲がります。お気をつけください」とアナウンスがきめ細やかですし、運転操作もスムーズで優しい運転だなと思っていたんです。

また、バスは電車よりも自由に動けるし、トラックが荷物を運ぶ一方でバスはお客さまをお送りできますし、タクシーは少人数ですがバスは大人数をお乗せできます。バスの運転席は見通しが良くて気持ちがいいですし、住人の方にとって身近な乗り物として愛されている。そういった理由から、もちろん他の乗り物も大好きなんですけど、バスには特別感を感じるんです。

バスの魅力を笑顔で話す25歳の新人路線バスドライバーの大滝さん

大瀧さんのバス愛が伝わってきます!ちなみに他のバス会社への就職は考えなかったのですか?

やはりお台場レインボーバスを運転したかったというのと、ケイエム観光バス株式会社はドライバー同士の仲が良さそうだと思っていたので他社とは迷いませんでした。

どうして国際自動車はドライバー同士の仲が良さそうだと思ったのですか?

お台場レインボーバスはホテルでドライバーが交代するタイミングがあるんです。ドライバーが話している表情が活き活きして楽しそうだなと前々から思っておりましたので。

さすが見ているところが違いますね(笑)念願のお台場レインボーバスドライバーになってみていかがですか?

実は、「路線バスって毎日同じ場所を通るから飽きるんじゃないか?」と心配しているところがあったのですが、始めてみたら全く飽きないです!

良かったです(笑)

近くでイベントがある日はすごくお客さまも多いですし、休日やGWはお客さまの流れも異なるので毎日が新鮮で楽しいんです。

真剣な眼差しでバスを運転している大滝さんの横顔

初乗務って覚えていますか?

もちろんです!午前に点呼で夜の7時に終わる仕事でした。その日は休日で、夕方の便には前から後ろまでびっしりとお客さまが乗っていまいした。こんなにたくさんのお客さまが乗ってくださるんだ!という嬉しさと緊張感でワクワクが止まらなかったです。外に向けるマイクと車内のマイクの切り替えを間違えてしまいましたが、他には特に大きなミスも無く、楽しんで1日を終えたことを覚えております。

大瀧さんは大型車を運転した経験は無かったところからのスタートですよね。苦労はありましたか?

そうですね〜、ルートはもちろん知っていたので、道を覚える苦労はありませんでした。路線バスドライバーは毎日同じ道を走るので、信号が変わるタイミング、道路がボコボコしているポイント、時間帯によって異なる交通量を把握する必要があります。でも、これも乗っているうちに覚えていったので苦労はしていませんね・・・。うーん、大変だったのはやはり運転でしょうか。

バスの運転ですか。

研修中は交差点を曲がる時に後輪が縁石に乗り上げてしまったこともありました。また、バスは車体が大きいので周囲の人からよく見られています。変な運転をするとすぐに見抜かれてしまいますね。タクシーとバスで同じ60kmを出したとしても、バスの方が車体の揺れが目立ちます。バスは立っているお客さまもいらっしゃるので、丁寧な運転は特に気を使う必要があります。

ミラー越しの25歳新人路線バスドライバーの大滝さん

慣れないうちは難しそうですね。

でもお台場レインボーバスは比較的未経験者にも優しいルートを通っていると思います。お台場は新しくつくった街なので、道が広くてきちんと舗装され、電柱や自転車も少ないです。私がバスの運転免許(大型自動車第二種免許)をとった教習所は下町にあったので、電柱が道に飛び出ているんです。そのヒヤヒヤに比べるとお台場は走りやすいですよ。

未経験者にはお台場レインボーバスがおすすめですね。大瀧さんはどんなスケジュールで仕事をされているのでしょうか?

1回の乗務では1時間の休憩が3回あります。最後のバス停での折り返しで15分〜20分停車していますが、他はずっと運転です。1ヶ月に23日出勤し、2連休もとれますよ。

なるほど。お休みもしっかりとれるのは良いですね。では、最後に大瀧さんの今後の目標を教えていただけますか?

以前お送りしたお客さまでとても印象に残っている方がいらっしゃるんです。それは2017年5月31日にラスト運行を迎え、現在は廃止されているkmフラワーバスのファンの方でした。当時、私もkmフラワーバスを運転していて、終点の停留所に着くとお客さまたちがバスの写真を撮り始めるんです。もう最後だからと思って、「貸し切り」など普段は表示しない行き先に切り替えたらすごく喜んでいただけたんですね。私もバスが好きなのですごく気持ちが分かって、一緒に混ざって撮影したいくらいでした。

お台場レインボーバスは2012年4月19日から運行を開始しました。すごく大好きなバスなので、このバスはこんなところが素晴らしいんだよ!と、もっと発信したら更に多くの方に知っていただけて、もっと愛されると思うんです。kmフラワーバスの廃止があんなにも惜しまれたように、お台場レインボーバスを地域の住民の皆さまから大事に思っていただけるバスにするよう、ドライバーとして努力をしていきたいと思っております。

真剣な眼差しでバスのハンドルを握る25歳新人路線バスドライバーの大滝さん

素敵な目標ですね。大瀧さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

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