「バス」への憧れを力に変えて!タクシードライバーからの転身で気付いた、バスドライバーならではの強み。
佐藤 さん 【 2015年 新卒入社 】
kmモビリティサービス大森営業所 バスドライバー
バスドライバーへの憧れを胸に!
佐藤さんのキャリアステップ
タクシードライバーとしてキャリアをスタートさせた佐藤さんですが、昨年からはバスドライバーとして新たなキャリアステップを進めているんですよね。
そうですね!新卒入社でタクシードライバーとして9年。かなり長いスパン、タクシードライバーとして働いていましたが、新たなステージへ進もうと決心したんです。9年という長い年月を懸けたタクシードライバーの仕事。純粋に運転が好きだったこと、そしてお客さまとのコミュニケーションを楽しんでいたから長く続けられたのだと思います。一方で、ずっと同じ仕事を続けることへの戸惑いもありました。

バスドライバーの中でも「観光バス」の仕事に関心を寄せているとのことですが、その理由とは?
タクシードライバー時代、「新幹線に乗るまでの空き時間で観光したい!」と頼まれ、東京の観光地をタクシーで案内したことがありました。お客さまがとても喜んでくれて…。その時の経験が忘れられず、観光に携わる仕事への関心が高まりました。運転が好きで、お客さまと接するのも好き。そこに観光という要素が加わる観光バスドライバーの仕事は、まさに天職だと感じています。
今はお台場レインボーバスや送迎バスのドライバーとして経験を積んでいる段階です。ただ、お台場レインボーバスの仕事も非常に面白いです。「お台場レインボーバス」は路線バスの中でも少々特殊で、東京観光で訪れているお客さまがご乗車されることが多いんです。ある意味、観光の仕事に関わっているような感覚もあるんですよね(笑)。

確かに!もう「観光」の仕事はスタートしているのかも…!
印象的な出来事として、お客さまから「いい声してる、話し方上手いよ」と褒められたことがあります。実はお客さまに快適に過ごしていただくため、車内アナウンスの声の出し方や話し方には常にこだわりを持っているんです。はっきりと聞こえるように、聞き取りやすく話すことを心がけています。

タクシードライバー時代には、無事故・無違反を続け、その仕事が評価され、ハイヤードライバーの仕事も兼任していました。ということで、kmのタクシー、ハイヤー、バス…。この3つのドライバー職をすべて経験することができたんです。これほど多様なドライバー遍歴を持つ人は、社内でもあまりいないんじゃないでしょうか(笑)?
タクシーとハイヤーのいいとこどり?!バスドライバーへの挑戦と、その理由
バスドライバーの方々は、普段どのように休憩時間を過ごしているんでしょうか?
路線バスのルートにある某大手ホテル構内にお台場レインボーバスの停留所がありまして、ホテル内の従業員専用休憩室で休むことが多いです。ここでは他のドライバーと顔を合わせる機会が多く、情報交換や世間話をする貴重な場になっているんですよ!乗務交代の際に出会ったり、休憩室で一緒に待機したり。仲間とのコミュニケーションが重要になる仕事ですので、こういった環境も重要ですね。

なるほど。ちなみに、バスドライバーに向いている人ってどんな人だと思いますか?
タクシードライバー時代の話に戻りますが、東京23区内を自由に走れる仕事というのは、自由度が高く自分で考えながら営業する反面、不安定な要素も多く…。自分にとってベストなのか、考えるようになりまして。私にとっては、よりベストな他の選択肢があると感じていました。
そんな中、同僚がタクシードライバーからバスドライバーに転身したことを知ったんです。自由度の高い仕事から離れ、別の魅力を探したいと考えていた時期だったため、バスドライバーという選択肢が新鮮に映りました。例えばタクシードライバーだと自由度が高い分、不特定多数のお客さまと向き合うことになります。一方、ハイヤードライバーの場合は、契約先企業のお客さまと接する安定した仕事。バスドライバーは、このタクシーの「自由度」と、ハイヤーの「安定した仕事」のいいとこ取りを叶えた仕事であると感じています。安定を求めながらも、自分で考えながら働きたい、バランス型の人こそ向いているような気がします。

佐藤さんは、とっても合っているみたいですね!
この仕事は、自分にとって天職だと感じています。仕事に行くのが嫌だと思ったことは一度もありません!お客さまと会えることが楽しくて仕方ないんですよ。
観光バスの仕事では、お客さまの人生で一度きりの貴重な時間に関わることができます。だからこそ、最高に楽しんでほしいですね!今は路線バス中心で、週末の観光客の方が多い時にはアナウンスを少し変えるなど、小さな工夫を凝らして働いています!
「人」を評価する選考で感じた、国際自動車(kmタクシー)の魅力
まずはこれまでのご経歴について教えてください!
大学では地理学を専攻し、特に「地理イメージ論」を深く研究していました。これは、人がある土地に対してどんなイメージを抱くか…そのイメージがどのように形成されるかを考察する学問です。例えば、友人がお土産に「生八つ橋」を持って来ただけで、それが京都から来たものだと想像できる。そのような、土地とイメージの結び付きについて探求していました。千葉県出身ということもあり、房総半島のイメージについて研究していたため、千葉県の地理には人一倍詳しいという自負があります。

地理学についての学びが中心だったのですね。では、進路選択もその学びに関係して…?
この地理学で培った知識と探究心が、タクシー業界への関心に繋がったと思います。「観光」への興味関心も、この学び由来かもしれません。最初に国際自動車(kmタクシー)と出会ったのは、渋谷で開催された合同説明会。タクシー業界は、まさに未知の世界でしたが、その新鮮さが好奇心を刺激しました。

数ある企業の中で国際自動車(kmタクシー)を選んだ理由は、その独特の雰囲気でした。他の企業のブースが硬い雰囲気に包まれている中、国際自動車(kmタクシー)のブースは明らかに空気が違ったんです。まるで友人と話すかのようなフレンドリーさ、学生一人ひとりに真摯に向き合ってくれる姿勢が伝わってきました。エントリー後も、グループ活動で劇をやるなど、型にはまらない選考プロセスに驚かされました。他の多くの企業がエントリーシートで判断する中、国際自動車(kmタクシー)は時間を掛け、人間性や個性をじっくりと見てくれたんです。この「人を見てくれる」という感覚が、入社への大きな決め手となりました。
一人ひとりと向き合うその姿勢が、佐藤さんの心を動かしたんですね。
2014年当時はまだ、新卒でタクシードライバーになるという進路選択は珍しく、タクシー業界自体も変革の過渡期にありました。言い換えれば「自分たちで業界を変えていこう」という、熱い勢いのある時代だったんです。その勢いに魅了され、未知の世界に飛び込み、業界を内側から変える一員になれることに大きな魅力を感じたんです。

本日は貴重なお話をありがとうございました!





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