入社前に夢が無くとも大丈夫。「とりあえず」で入社した国際自動車の若手班長、意識が変わったきっかけとは。  

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入社前に夢が無くとも大丈夫。「とりあえず」で入社した国際自動車の若手班長、意識が変わったきっかけとは。  

2015.02.17 Tue

カテゴリー : ◎タクシードライバー(新卒入社)


PROFILE.
中村淳(ナカムラ・ジュン)。25歳。三鷹営業所班長。2012年に新卒でタクシードライバーとして入社。

「とりあえず」の軽い気持ちで国際自動車に入社

大学の専攻は機械システム工学で、自動車エンジンの設計などを学んでいました。車や運転が好きだったので国際自動車の説明会に参加したんです。

「タクシーの運転は個人で行う仕事ですが、営業所には色々な部活動があって年齢に関係なくアットホームな雰囲気です」という説明を受けて興味を持ちました。就活では職場の雰囲気を重視していたので、試しに受けてみて自分に合うか判断しようという軽い気持ちで選考に進んだんです。

結果は合格。親には内定後に報告しました。反対されましたが、せっかく内定を貰えたしとりあえずやってみるかと思っていました。

でもタクシードライバーをずっと続ける気はありませんでした。選考時に「ドライバーとして働くのは最低3年、その後は班長、課長と段々昇進していく」と聞いていたので、試しに3年間は働いてみて、その後は内勤の職員になるんだろうなと漠然と考えていました。そんな考えがどんどん変わっていったのは入社後のことです。

研修を通して目標ができる

入社後、ドライバーに必要な二種免許のテストに向けて2ヶ月ほど研修を受けました。そこで研修課の方たちの教え方に凄く興味を持ったのです。

車を寄せる方向や、後方の目標物への距離感。後ろにポールがあったとすると、それに合わせてどのくらいの角度で入っていくか、どのタイミングでハンドルを切るか。細かいことですが、今まで感覚でやってきたことが全て嘘のように明確に決まり、体系化されているということに衝撃を受けました。こんな風にこんなことまで教えるのかと印象に残ることが多く、将来は自分も研修の仕事をやってみたいと思うようになりました。

そしていよいよテストの日。残念ながら自分は落ちてしまい、その時に指摘されたことが今でも心に残っています。

「二種免許の運転ではないね。乗り心地が悪い」

確かにテスト中は緊張のせいかアクセルの踏みが普段より多く、乗り心地の悪さに繋がってしまいました。それに加えて、周囲の確認と、車を出すタイミングが一緒になってしまっているとも注意されました。乗り心地も安全もお客さまをお乗せする上では最も重要な要素です。乗せるのは自分の家族ではなく、お客さま。気を引き締めてなければならないと改めて感じさせられました。

指摘されたことをきちんと意識して臨んだ2回目のテストでは合格することができました。これでやっと一生懸命教えてくれた教官に報告ができる!と嬉しかったです。こういった研修を経たことで自分の中で仕事に対する意識が大きく変わりました。研修課を目指すという目標ができ、仕事に対してもっと真剣に取り組みたいと思うようになったのです。

25歳で班長に昇進

研修が終わり、営業所に配属されてからは日勤・夜勤・隔日勤務など様々な勤務形態を経験しました。タクシーだけではなく、大型の予約車にも乗り、日々の乗務をこなす傍らで班長の仕事を手伝ったりしていました。そのおかげかどうかは分かりませんが、今年の5月に25歳という比較的若い年齢で班長になることができました

班長になると本社へ2ヶ月間出向し、研修の業務を行うことができます。正直なところ、研修を目標に頑張ってきましたが、まだ教える自信はありませんでした。研修生の中には自分より年上の方もいらっしゃいます。昔の東京や地理など自分より知識のある相手に教えなくてはならないのはプレッシャーですが、ひとつひとつ学んでいきました。どうすれば分かりやすく伝わるのかを考えて、自分の失敗談を話す時もあります。

新人の頃の失敗談が、分かりやすい説明に

新人の時に新宿でお乗せたしたお客さまに「堤通りに行ってくれ」と言われました。当時は地理が全く分からず、どこの通り名だろう?と思ってそのまま伺うと、「馬鹿にしてるのか?」と言われてしまいました。その時初めて「堤通り」という地名があることを知りました。しっかり謝って納得頂けたので良かったですが、そういう場面で「どこですか?」と聞くのは良くないと自分を反面教師にして研修生に伝えています。お住まいの方に失礼なので、「申し訳ございません。道を教えて頂いてもよろしいですか?」と聞くようにしましょうと。

研修に携わるという当初の目標は達成できましたが、まだまだ教えることについては課題があります。沁み付いた言葉づかいをどうすれば直せるか。自分が感覚でできていることを、どうすれば上手く伝えられるか。研修生と一緒に自分も勉強中です。

入社前に夢が無くても構わない

目標ができると意識が変わります。自分は入社前、いずれ班長や課長になれたら良いかな程度にしか思っていませんでした。タクシードライバーになることが小さい頃からの夢だったわけでもありません。

ですが、研修に携わりたいという目標ができたことで変わりました。努力する張りが出てきます。夢が叶った現在も、新たに取り組むべき課題が見えてきて飽きることがありません。最初から目標や夢が無くても焦ることはないと思います。仕事を日々こなしているうちに、自分がやりたいことが見えてきます。自分の場合は「教えること」でした。今後ももっとより良い指導ができるように努力を続けていきたいと思っています。

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