接客未経験でも安心！国際自動車で学ぶタクシードライバーの接客スキル

農業志望からタクシードライバー（運転手）志望へ

僕のおじいちゃんは、千葉の田舎で農業をやっているんです。昔からおじいちゃん子だった僕はトラクターに乗せてもらったりもしてました。土の匂いや青菜の匂いと一緒に育った農家の子供ですよね。だからいつの間にか「将来は農業をやりたいな」と漠然と考えるようになったんです。

そんな将来の話をおじいちゃんにすると、嬉しそうに笑いながらも「農業一本で生計を立てるのは厳しい」と言われました。確かに家は裕福ではなかったですし、きちんと収入を得られる仕事をして、稼げる力もつけて、それからでも農業を始めるのは遅くないと思ったんです。

そんな思いで就職活動をしていた時に、たまたま大学内で開催された合同説明会で出会ったのが国際自動車（kmタクシー）なんですよ。「タクシードライバーという仕事は自分の頑張り次第でしっかり稼げる」と、きちんと収入が得られる仕事だと知り、さらに車が好きな僕にとって、もしかしたら天職になるのではないかと考えたんです。

営業所は、家族のような存在。

自分の将来の夢である農業をするために資金を貯める。貯まったら仕事を辞めて農業を始める。正直、今思えば入社して間もない頃は、そんな軽い気持ちでした。

しかし、配属された営業所で僕の考え方はすぐに180度変わりました。一言で言うと、営業所で一緒に働いている仲間を心の底から本当に好きになったからなんです。

タクシー業界って、働いている人の年齢層が高いイメージがありますよね。国際自動車（kmタクシー）は新卒採用を積極的に行っているとはいえ、一般的な会社よりもタクシー業界自体の年齢層は高いです。だから、僕みたいな「若僧」には、厳しいんだろうなと受け入れてくれないことも覚悟していました。

しかし、実際は全くの反対！僕を快く受け入れてくれるだけではなく、ことあるごとに先輩たちが気にかけてくれて、ご飯に連れて行ってくれたり、「楽しんでいるか？」「どこ回ったか記録を持ってこいよ。俺が稼げる方法をアドバイスをしてやるよ」とか声を掛けてくれるんです！

本当に、先輩の方々にはお世話になりっぱなしで、可愛がってもらってばかりです。この営業所の雰囲気が、僕のおじいちゃんとの日々をどことなく思い出させるんです。

「あぁ、ここに居場所があるな」って。農業は趣味でも老後でもいいかなと思うようになって、今はこの会社で長く働き、お世話になった営業所の先輩方や仲間に恩返しをしたいという想いの方が強いですね。

接客に対する不安と経験。崖っぷちの自分を支えて助けてくれたのは、先輩や仲間たち

僕は接客業のアルバイトの経験がなかったので、最初は接客に苦労しました。国際自動車（kmタクシー）の研修制度は自分が思っていたよりも丁寧で、親身に教えてもらえたのですが、実際の乗務の場ではせっかく習った言葉が出てこずに苦戦しました。

今でも印象に残っているエピソードがあります。お客さまが急いでいることを察知出来なく、ゆっくり地図を確認してしまい、お客さまにお叱りを受けてしまったんです。それがすごくショックでした。

それからというもの「お客さまを不快にしないように」と本当に慎重な接客を心がけるようになりました。

今思えば、その頃はタクシードライバーの仕事を怖く感じていたんだと思います。毎回ビクビクと怯えながら接客をしていて、自分で自分の首を締めているような状態でした。そんな状態だと自分の長所の明るさは出せなくなってしまい、とても苦しくなってしまいました。ついには、「お客さまが怖い」とまで思い悩んでしまいました。

そんな時に支えてくれたのは、営業所の先輩や同期でした。落ち込んで営業所に帰ると、先輩方は温かく迎え入れてくれるんです。叱るでも諭すでもなく、ただ僕の悩みを親身に聞いてくれました。

そして、「大丈夫。お前は良いドライバーだ」って。正直、涙が出てきそうでした。本当に感謝しかありません。営業所の先輩方がいなかったら、今の僕は、ここにいないですよ、絶対。

国際自動車（kmタクシー）の未来を創っているのは、タクシードライバー。

色々なお客さまがいらっしゃいますが、笑顔で明るく感じの良いドライバーが嫌な人っていないと思うので、これからも僕は僕らしい接客を目指していきたいです。「鶴岡さんのタクシーに乗れてよかったよ」そんなお言葉を頂けた時はきっと心から嬉しくなると思うんです！

これからも今まで以上にお客さまに「ありがとう」って言っていただける・・・。いや、「また鶴岡のタクシーに乗りたいんだけど、どうしたら乗れる？」と言って頂けるようなドライバーを目指していきたいです！僕一人の力はまだまだ小さいですけど、この小さい事の積み重ねが国際自動車（kmタクシー）のイメージアップに繋がると思いますし、私も国際自動車（kmタクシー）の未来を創っている一員ですからね。