工具メーカーからハイヤー業界へ転職!「指導教官」の立場から見据える業界の未来とは。

キャリア入社の強みを活かして!自分なりの働き方が見付かるハイヤー業界。

まずは、入社のキッカケからお聞かせください!
前職では、工具メーカーで11年ほど営業職を務めていました。大きなお金を動かす経験を重ね、鍛えられた部分はありましたが…正直疲れてしまいまして。同時に工具業界の未来について限界を感じていたんです。そんな時、ハイヤードライバーとしてのキャリアを持っている義理の父が、仕事のやりがいについて色々と教えてくださったんです。冗談混じりだったのかもしれませんが、「ハイヤー業界に来いよ!」と言っていただきまして。転職するなら今しかない!…と、思い切って国際自動車(国際ハイヤー)の門を叩いたんです。
思い切って飛び込んだハイヤー業界。未知の世界ですが、ハイヤー 運転手はきついなど不安はありませんでしたか?
運転スキルに自信があったので、特別不安はありませんでした。国際ハイヤーでは研修に力を入れていると聞いていましたから、安心して飛び込むことができました。転勤もありませんから、未来のことを考えた上でも大きな不安はなかったと思います。
前職とは異なる世界に飛び込んだわけですが、前職の仕事と重なる部分もあります。営業職で培った接客スキルは、そのままお客様対応に繋がっていますし、工具メーカーで培った自動車についての知識も、パンクやバッテリーの不具合など不慮の事故への対応に活きています。前職でのスキルを活かして働けるというのは、キャリア入社ならではの特権のようにも感じますね!

ドライバーそれぞれの哲学を大切に!

キーワードは「責任感」。

佐々木さんは現在、指導教官としてのキャリアも積んでいらっしゃるのですね!
そうですね!現在はハイヤードライバーの仕事をしながら、指導教官として現場に立っています。指導者という立場でハイヤードライバーの現状を見ると様々なことに気付かされます。この人は向いているな…とか(笑)。例えば、おしゃべり好き・社交性があるタイプだと向いているように思いますよね。もちろん、こうした明るいタイプの方もドライバーに向いているんです。ただ、中には秘めたる情熱を持っているタイプの方もいますよね。
確かに。一人ひとりの哲学がありますよね。
寡黙でも、一つのことをやり遂げることに真剣に取り組める心の持ち主もいます。その辛抱強さこそ、ハイヤードライバーに求められる物なんです。ですから、一人ひとりのスキルを活かして、自分なりのハイヤードライバーの形を探していくことが重要だと思いますね。ただ、「無責任」というのは絶対NG。ハイヤードライバーは責任感を持ってお客さまと向き合う仕事。ドライバーを志望するなら、その意識は必要になると思います。

未来のドライバーへ伝えたい!心が通うサービスの形。

指導教官として、未来のハイヤードライバーたちに伝えたいことはありますか?
自動運転が当たり前になってしまったらハイヤードライバーに仕事はなくなってしまうんでしょうか。私は、国際ハイヤー(国際自動車)の掲げる「ホスピタリティ・ドライビング」こそが、ハイヤードライバーと自動運転の差別化のポイントであると思います。人による仕事、心が通うサービス…ドライバーとして何が提供できるのか、常に考えていく必要がありますね。一人ひとり、表現の方法は違っていいと思います。それぞれのホスピタリティを持って、仕事に臨んでほしいですね。
未来のドライバーへの熱い思いありがとうございます!さて、ご自身の掲げる目標はありますか?
英語の勉強をしてみたいな、と思っています。仕事の幅が広がると思いまして。ハイヤードライバーの仕事のために英語を覚えて、その上子どもに英語を教えられたら面白いな…なんて(笑)。また、新しいことを取り入れながらも、これまでやってきたことを継続していきたいですね。例えば、この地図なんですが。
ハイヤーの仕事の際に、必ず持ち歩いている道路地図です。これは、入社当時から同じ物を使い続けているんですよ。今はもう、ぼろぼろですが…建物や道が変わったらその度に書き足しているんです。。私にとっては、これがいちばんわかりやすいんですよ!「この通りに、この建物がある」という知識以上に、「昔は、〇〇があった所に今は〇〇が建っているんだ!」と。知識が何倍にも膨れ上がるんです!ですから、今更新しい物に変えられなくて(笑)
確かに、これは変えられませんね(笑)。貴重なお話をありがとうございました!