在籍社員が本音を話しちゃいます!

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在籍社員が本音を話しちゃいます!

2019年6月28日

「英語おもてなしコンテスト」優勝の経験を持つタクシードライバー。 ベテランドライバーが語る、これからの働き方とは。

PROFILE

平木 さん 【 2013年 中途入社 】

国際自動車(kmタクシー)株式会社三鷹営業所所属 タクシードライバー
2013年度中途入社。隔日勤務。(取材日:2019年5月28日)
「英語おもてなしコンテスト」優勝の経験を持つタクシードライバー。 ベテランドライバーが語る、これからの働き方とは。

PROFILE

平木さん。タクシードライバー。国際自動車(kmタクシー)株式会社三鷹営業所所属。2013年度中途入社。隔日勤務。(取材日:2019年5月28日)

後輩たちが作る、次世代のタクシー業界。
「英語おもてなし」も次のステージへ。


前回の記事(2016年3月1日)では「英語おもてなしコンテスト」での優勝経験からタクシードライバーのおもてなしの心についてお聞かせいただきましたが、近年の取り組みはいかがですか?

近年は東京オリンピックに向けて「地域通訳案内士」という資格が現れました。こちらは英語の能力がそれほど高くなくても取れる資格です。私は1ランク上ともいえる「全国通訳案内士」という資格を取得しておりますので、英語を使ったおもてなしについては、目指すべきところまで成長し切ったかと思います。

目指すところまで到達したのですね。そんな平木さんの次の目標は何ですか?
英語力向上に力を入れて、今年でもう63歳。これからは個人で高みを目指すだけではなく、この英語が話せることによる仕事の広がりについて後輩たちに伝えていければと思っています。英語を使えるドライバーを育成する教育体制を作るのであれば、ぜひ寄与できればと思います。

経験を積んだドライバーだからこそ、後輩たちに伝えられる事があるのですね。

転職活動の最中、
運命的に出会ったタクシー業界。

タクシー業界へ転職されたキッカケについてお聞かせください。
kmタクシー入社前は元々某証券会社にいました。その会社で24年間働いた内の13年間は、海外勤務でしたね。実は、私が今武器としている「英語でのおもてなし」に必須となる英会話スキルは、前職で身についたものだったのです。
しばらくその会社で働いていたのですが、早期退職の話があった時に自ら手を挙げて日本に戻ってきました。ところが、帰国後に就職先を探したのですが、なかなかうまく行かなかったんです。海外で高めた英語スキル、外資系で必要とされる知識等が役に立たなかったんですよ。

前職のご経験が生かせる職場がみつからなかったのですね。
少しでも選択肢を増やすために、求人サイトに登録したんです。するとタクシー業界からのオファーがいくつかありまして。今まで考えたこともなかった業界でしたから、最初は戸惑いもありました。ですが、オファーをいただいた各企業様とやり取りする中で、関心を持ちました。その中でも国際自動車(kmタクシー)の対応はとても明るい受け答えでした。車の運転自体嫌いではなかったので「タクシー運転手」という選択肢も悪くないなと思い、未経験ながらタクシー業界へと飛び込んだんです。余談ですが、海外で働いてきた私に“国際”という言葉が響いたのかもしれません。運命的に感じている部分ですね。

(Photo klaus Einwanger)

最初は視野に入れていなかった業界ですが、実際に話を聞くと自分に合っていることが分かったのですね。
最初は生活のために探した職でしたが、今では出会いだったんだなと思えています。私と同じように転職が思うようにいかず生活のために就職を決めた方もいらっしゃいますが、皆さんがこの業界に出会えてよかったと前向きな話をされていますね。
中途半端な時期に入社した私に対してとても明るく接してくれる方がいたのですが、後から聞くと、その方は当時仕事が上手くいっておらず悩んでいた時期だったそうです。そんな状況でも笑顔で温かく受け入れてくれたんですよ。辛い時期にも私のことを考えて気持ち良く働ける空気を作ってくださったことは今でも感謝していますし、皆さんがその意識を持っているからこそkmタクシー全体の温かい風土が作られているのだと思います。

長く働ける業界で、
より「永く」働くために。

還暦を迎えて、長く働き続けるために気を付けていらっしゃることはありますか。
私は特別体力が優れているわけではありませんので、連続で20時間(休憩3時間)働く隔日勤務での仕事を始めた当初は相当疲れが溜まりました。ですが、仕事を続けていくにつれて、日に日に隔日勤務に合った体内時計が形成されていくのです。今はもう、15時半から仕事を始めて、翌日の14時半まで働くリズムが染みついていますね。一般の方の体内時計に戻さないように維持していくことを心掛けています。

(Photo klaus Einwanger)

隔日勤務に合った身体が形成されれば、長時間の勤務もこなしていけるのですね。
今は身体が馴染んできたので、上手く仕事を回せるようになりました。しかし、それでも疲れが出ることはあります。夜23時頃の時間帯が眠気のピークですね。体内時計を調整するために、睡眠と休憩を優先させることもあります。30分仮眠を取ってリズムを調整し、万全の状態で運転を再開するのです。「年を取ったな」「もっと頑張らなきゃな」と思うこともありますが、焦って事故を起こしてしまったら一貫の終わり。何よりも身体が優先なのです。眠気や疲れとの付き合い方を考え、無理をしすぎないという意識を持つことが仕事を長く続ける秘訣ですかね。
働き方次第で「年配だから」「還暦だから」という引け目なく活躍できる業界ですから、まだタクシー業界を視野に入れていない方たちに、kmタクシーをおすすめしたいですね。

本日は貴重なお話をありがとうございました!

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