レンタカー業からタクシー業界へ。中途入社で活躍中のドライバーが積み重ねるキャリアと、ドライバー目線で見る人間ドラマ
横山 さん 【 2023年 中途入社 】
国際自動車 吉祥寺営業所 タクシードライバー
レンタカー業界からドライバーの世界へ。
原点は、父への憧れ。
まずは、これまでのご経歴について教えてください!
元々、車の整備士を目指して専門学校に通っていたんです。ただ、学び続ける中で将来の選択肢がさまざま浮かび始めて他の道を求めて中退を決意。自分に合った仕事を求めて、まずはレンタカーの仕事を始めたんです。

整備士の道から、レンタカーへ。職種等は変わりましたが、「車」関係の業界‧職種という点では共通点がありますね
そうですね。一貫して「車が好き」というのが原動力になっている部分はありまして。車に興味を持ったきっかけは、幼い頃にみた父の姿だと思います。父親の運転姿への憧れから車への興味を持ったんですよね。職種は変われど、どうにか車に関わる仕事は続けたいと思っていました。レンタカーの仕事は4年間ほど。比較的長い期間、同じ環境で働き続けていました。

レンタカー業界でキャリアを積み上げた横山さん。ここで心機一点、転職に踏み切るわけですね。この選択のキッカケは何だったのでしょう?
転職のキッカケは「給与面」での悩み。自分に合った仕事を求めて転職活動を始めたのですが、ここでも車に関係した仕事の中から転職先を探していました。その過程で、ドライバー職に注目します。最初はトラックドライバー、バスドライバーなど、様々な種類のドライバー職を視野に入れていましたが、最終的に選んだのはタクシードライバーでした。その理由は、ドライバー職の中でも特に「合理的」であった点から。プライベートで車を運転する機会が多いのですが、そのプライベートの時間と乗務の時間で「知識が連続する」ことに気付いたんです。タクシードライバーとして覚えた道が、プライベートのドライブの中で活き、また、その逆も。この繋がりが、仕事の面白さを広げ、好奇心を掻き立てたんです。
プロ意識「譲るスタンス」を貫く。お客様に合わせたホスピタリティの形
タクシードライバーならではの働き方、その魅力に気付いた横山さん。国際自動車(kmタクシー)を選んだキッカケは何だったんでしょう?
kmタクシーの車両が、自宅の周りを頻繁に往来しているを見ていて、会社自体はよく知っていました。見掛ける度、いつも気になることがあって、それが、「ミラクルミラー」でした。kmタクシーの車両は、一際大きな緑色のミラーが付いていますよね。車好きとして、ちょっと気になっていたんです(笑)。この大きなミラー、運転しやすそうだな、と。そんな、車へのこだわりが見えるところもkmタクシーの良さだと思いました!

そんな細かいところから、クルマ愛を感じ取れるとは!
その「クルマ愛」は、単に車両への愛情に留まりません。安全を守ること、ルールを遵守した運転こそが真のクルマ愛…kmタクシーには、そういった風土があるんです。それは、会社説明会におけるプレゼンテーションや面談の中でも感じられました。安全管理について大切にしていること。また、過去に起こってしまった事故の事例まで赤裸々に話してくださったことが、信頼に繋がりました。この会社の誠実さに惹かれ、「長く働けそうな会社だな」と入社を決意しました。
タクシードライバーとして働き始めて丸2年。実際に乗務に臨んでみて、いかがですか?
先程も触れた通り、タクシードライバーの仕事は安全管理が不可欠な仕事。お客さまの命を預かっていることを常に意識しています。私は、自身の性格を客観的に分析して、安全を守るための「譲るスタンス」を徹底しています。

「譲るスタンス」。一体、どんな心構えのことでしょうか?
私は、「気が強くせっかち」な方で。急ぐ気持ちが、見落としや視野の狭窄に繋がってしまいます。ここはプロのドライバーとして一つ、「譲る」という言葉をキーワードに自制しようと考えたんです。仮に急いでたとしても、何事も「譲る」と徹底すれば、歯止めが掛かります。施設から飛び出て来た車や、急な進路変更をして来た車。どんな状況、どんな車でも焦らず「譲る」ことを最優先に。他者を優先し、尊重するスタンスを取っていれば、自然と事故の原因は取り除けます。
「譲る」という気持ち一つで、他の車とのトラブルの可能性を減らせる。この心構えこそが、横山さんの安全管理の流儀ですね。
お客さまの「素」が見える。プライベートに寄り添うドライバーの仕事
お客さまとの印象的なエピソードを教えてください!
この仕事の価値観を大きく変えた、心に残るお客さまとの出会いがありました。とあるお客さまへ、ご指定のルートについて確認を取った際、若干遠回りになってしまうルートを指定されたんです。遠くなってしまうのに、なぜこの道を選んだのだろう。そう思いながら言葉を交わしていると、「亡くなった奥様と結婚式を挙げたホテルの前を通りたい」そんな願いのもと指定されたルートだったんです。タクシーのご利用は、お墓参りを終えて自宅へ戻る、その帰路だったとのことです。「思い出があるから、その道を通る。これまで、タクシーの料金は安い方がいい、とだけ思っていたんです。それが、時には遠回りすることに価値を見出してくださるお客さまもいる。タクシードライバーの仕事に対する、自身の感覚が覆された瞬間でした。仕事への向き合い方、お客さま一人ひとりに合わせたホスピタリティの重要性を強く認識した出会いでした。

タクシードライバーの仕事は、このような素敵な出会いに溢れているんですね!
タクシーの中で、なんというか、「素の人間性」が見えますよね。これまで様々なアルバイト、前職でレンタカーの仕事を経験しましたが、お客さまは「外行きの顔」をしていた気がします。それが、タクシーの車内となると、「プライベート空間」として過ごされている気がしますね。お客さまの自然な仕草が見られるというか、一人の人生を覗き見しているような感覚。ドライバーとお客さまの距離感って、他の接客業での関係性より深いものだと思うんです。だからこそ、車内での時間‧空間は、高いクオリティの落ち着きと安全を提供しなければなりません。タクシードライバーの仕事の面白さでもあり、やりがいでもあります。
さて、冒頭で「父への憧れ」という言葉がありましたが。こうしてタクシードライバーの仕事を続ける中でモチベーションになっているのでは?
父への憧れは、タクシードライバーとしてのスキルアップを目指すモチベーションの一つですね。父を乗せた時、「運転が上手い」「道を知ってる」と思わせたいですね(笑)。これが今の目標。日々、運転技術や道の知識を更新していく原動力となっています。そんなモチベーションを持ちながら、今後もしばらくはタクシードライバーを続ける意向です。将来的な目標としては、バスドライバーなど未来の可能性を思い描いています。例えば観光バスであれば「楽しい旅行気分で乗る人達」がお客さまとなるワケで、となると。タクシーの仕事とは、また一味違った心の持ち方で働けると思うんです。そんな未来を見据えながら、今はもう少しタクシードライバーとして経験を積みたくて。都内の道を完璧に覚えるのは、なかなか時間が掛かります。一人前と言われるレベルまで成長して、次のステップへ行ってみたいと思います。

本日は貴重なお話、ありがとうございました!
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