2018年10月15日

好きな運転を仕事にしたい、その想いで新卒でタクシードライバーになった私が4年目を迎え思うこと

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PROFILE.
二木(ふたき)さん。タクシードライバー。国際自動車(kmタクシー)株式会社羽田営業所所属。2015年4月新卒入社。隔日勤務。趣味はドライブ。(取材:2018年8月20日)

本日はよろしくお願い致します。
新卒で入社されたとのことですが、どうしてタクシードライバーになろうと思ったんですか?

就職活動中、職種は特に決めていませんでしたが、好きなことを仕事にしたいなと思っていました。普段もよく運転をしていたんです。車が趣味だったので、「運転と接客が出来るならタクシードライバーだ!」と思って、国際自動車(kmタクシー)を受けることにしました。

タクシードライバーになると決めた時、ご家族の反応はいかがでしたか?

事故の危険性もゼロではないので、賛成とまではいかないんですが、「やりたいなら、やってみたら?」という感じで、背中を押してくれました。4年目になった今は、お陰様で楽しく仕事をさせて頂いていますし、収入面でも車を購入出来ているくらいなので、良かったと言ってくれていますね。

研修で苦労した点や不安だったことはありますか?

不安はあまりなかったんですが、普段都心は運転していなかったので、地理はかなり力を入れて勉強しました。実際に自転車で大通りに足を運び、地図と照らし合わせながら目で見て覚えました。実際に道路に行くと、車線、目印になる建物、混雑状況など様々なことと結びつけて覚えることが出来るんです。あとは首都高の概略図を描いて覚えました。図にして書いて覚えるのは、オススメです!

首都高を書いて覚えるんですね!運転についての不安はなかったんですか?

運転が好きで、ジムカーナというコースに置かれた障害物を避けながら、いかに速く運転できるかを競う車の競技にも出るくらいなんです。効率の良いハンドルさばきやブレーキングが不可欠な競技だったので、普段の運転についても不安はありませんでした。しかし、実際に研修を経てタクシードライバーとしてデビューすると、お客さまをお乗せして走るのと自分一人で走るのとではまるで違うと感じました。1回の勤務時間が長い隔日勤務では、何十回もお客さまをお乗せして走るので、集中力をキープするにはエネルギーがいりますね。

レースでは、ブレーキングとハンドリングによって、重心とタイヤの動きをコントロールして、いかに速く無駄なく走れるかが鍵となります。その考え方はタクシーにも応用できると、タクシードライバーになってから気がつきました。上手く重心をコントロールできれば、カーブを曲がる時に、後部座席のお客さまに不快な揺れを感じさせず、快適な乗り心地を提供することができるんです。その為にタイヤの動きだったり、どんな風に重心が動いているかを感じながら丁寧に運転をするんです。ブレーキを踏んだ時、タイヤが少し潰れ、その後バネが動いてやっと減速が始まる。そして少し車が前にいく。という車の動きを感じながら運転することは、繊細なことですが、快適な乗り心地を追求することが楽しいんです。

その浮き沈みまで分かるんですね。運転の楽しさも伝わってきます。本当に運転がお好きなんですね。

そうですね!3年間働いたご褒美ということで、ちょうどマイカーも購入したんです!
やはり働いて、好きな車を購入出来たのも嬉しかったですね。

すごいカッコイイ車ですね!
こんなに運転が上手だと後輩の方から質問されることも多いのでは?

そうですね。ブレーキングについては、ボーリングの球に例えて話すことがあります。例えば、車内の中央にボーリングの球が置かれているとします。ゆっくり車を加速させたら、車が前に進むと、後ろにボールが流れていきますよね? 急発進だと、ボーリングの球はゴロゴロっと後ろに思い切り転がっていきます。できるだけゆっくりと静かに発進したら、ころころとゆっくり後ろに転がっていきます。ハンドルもシュッと切るとボーリングの球が雑に左右にぶつかると思うんですが、ゆっくりハンドルを切ればゆっくり移動する。丁寧に曲がるとゆっくりと曲線を描いて遠心力で逆にいくんです。それは人が乗っていても同じように遠心力として感じるので、結構納得してもらえる話ですね。

なるほど!分かり易いです!教えるのに慣れてらっしゃいますね。

1年前くらいにジョブトレーニングという社内インターンを経験したんです。学生時代は吹奏楽部に入っていて、後輩に指導する機会が多く、教えることも好きだったので、インターン先には 研修課を選びました。2週間くらいは先輩についてやっていましたが、その後は自分一人で教えるまで経験させてもらえました。自分の思っていることを、運転に慣れていなかったり、車に興味のない人に伝える難しさを感じました。噛み砕いて話すのは難しいなって。あとは4年目になると「当たり前」になることも、新人さんにはそうではないと実感しました。自分が教わった時を思い出しながら取り組むようになり、なるべく分かり易い説明をするように心がけました。

「当たり前」なこととは?

色々あるんですが、雨の日に私たちドライバーは運転席に傘をしのばせるんです。それを分かっていながらも、後輩はうっかりトランクに入れてしまいがちで、接客時に「使いたい時に出せない!」ということも多々あるみたいです。

安全で心地良い運転と、おもてなしの両方がお客さまへの満足につながりますね!

安全運転は一番重要です。ドライバーとして運転している限り事故の可能性を全くなくすことは難しいですが、一呼吸おいて冷静な判断をすることが不可欠だと思っています。何かあったら減速する、少し待ってみることが大切です。少し待てば事故が起こらなかったのに、ということはよく耳にします。そんな「安全への心得」は、この会社に入ってからしっかり教わったことだと思いますね。

その安全への心得やスキルを、今度は後輩の皆さんに伝えていらっしゃるんですね。
二木さんが先輩から受けたアドバイスで印象に残っていることはありますか?

職場はすごく雰囲気が良くて、ベテランさんが多いんです。そこで、たまに「謝り方ってのはな…」と唐突に(笑)色々なヒントをくださる方がいるんです。40年のキャリアのある方には、「表情にもしっかり謝罪の気持ちを出して、体を向けて、頭をちゃんと下げるんだぞ」と言って頂いたことも印象的です。あとは、元ハイヤードライバーの先輩と一緒に仕事をした時はさすがだな、と思いました。

洗車ひとつを取ってもこだわりがすごいんです。窓・ボディー用とタオルを分けて用意することや、お客さまが触れる部分は全て綺麗にすることを習いました。結構見落としがちなんですが、ドアノブの取っ手や助手席のカバーに足跡がついていないかもしっかり確認するんです。あとはエンジンルームの周りも綺麗にすることを教わりました。

エンジンルームも綺麗にしているんですね!

メンテナンスをしてくださる方の手が汚れないようにするためです。そこにも、相手への思いやりを感じるな、と思いました。習ってからは自分もそうするようにしています。あと、接客に関しては自信があったんですが、先輩たちの背筋が伸びている佇まいや、動作の丁寧さから生まれる安心感を目の当たりにして、自分はまだまだだと思いました。いつかはそんな先輩のようにカッコ良くお客さまをおもてなししたいと思いましたね。今は、その先輩方が守ってきた格式高い接客や安全面、相手への心遣いを守り、後輩に伝えていくことが目標です!

二木さん、貴重なお話をありがとうございました!

国際自動車ではタクシードライバーの採用を積極的に行っています。
説明会も随時開催しておりますので、是非ご参加ください。

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