Belief 02

Taxi driver

「自分のために」を貫くことが、
「相手のために」へ
つながっていく

小野口さん

2020年入社 タクシードライバー職

選考の場で、良いことも悪いことも、すべてを包み隠さず伝えてくれる姿勢に共感し、業界でも数少ない女性新卒ドライバーとして、国際自動車に入社。真面目な性格と、努力を怠らない克己心が最大の武器であり、若手でありながらも周囲から一目置かれている。現在も日々成長しながら、会社にとってなくてはならない存在として活躍している。

「バイトリーダーをやっていました!」「サークル活動に打ち込みました!」「ボランティアに精を出しました!」……就職活動で華々しく語られるこれらの自己PR。自分には、こうした便利な経歴はなかった。

ただ、真面目に生きてきた自信はある。

大学の講義も休まず、ゼミにもしっかり参加して、日々を無駄にしない努力をずっとずっと積み上げてきた。就職活動においては少々地味で、語るにはインパクトに欠けるこの人生。しかし国際自動車は、そんな私を評価してくれた。立派だと認めてくれた。正直、運転に自信があったわけでもないし、タクシードライバーとして働くなんて、夢にも思っていなかった。でも、この会社でなら、この仲間となら、頑張ってみても良いと思った。

それが、私がこの道を志した理由。長年この道で働いている人がいる。新卒でこの会社に入る人も少なくない。だったら、自分にだってできるはずだ。だから不安はなかった。やると決めたことに、愚直に、真面目に取り組むこと。それが私の持つ強み。他の誰でもない、自分自身に嘘をつかないために、この道で頑張る。国際自動車で、新しい人生の一歩を踏み出すと決めた。

「お客さまに対して何かをしてさしあげること」。国際自動車が大事にしているホスピタリティの考え方だ。私はこのホスピタリティと真摯に向き合い、私ならではのものへと昇華させる。そうして導き出したものが、付かず離れず、ちょうど良い距離感でお客さまと接することだ。それこそが真の快適であり、私たちが提供できる最高のホスピタリティなのではないだろうか。

言い換えれば、私にとってのホスピタリティは、「お客さまを不快にさせないこと」と言えるかもしれない。あれが欲しい、これが欲しいと言われた時に応えられないことは、お客さまの不快につながる。だから入念に備える。しかしあれがありますよ、これがありますよとは言わない。そんなささやかな優しさが、お客さまの快適をつくるのだ。

お客さまの快適をつくることは、自分自身の快適をつくることにもつながる。誰だって、自分を嫌っている人と一緒に過ごす時間は苦しいものだろう。しかし、自分を好いてくれている人と一緒に過ごす時間は、きっと快適だ。そしてそれは、お客さまにとっても同じこと。利己主義と言えるのかもしれないが、自分自身の利益を追求すれば、それが自ずとお客さまの利益になる。タクシードライバーは、そんな稀有な仕事でもある。だから私は、今日も、明日も、明後日も、すべてのお客さまを不快にさせないように入念に備える。

※掲載内容は取材当時のものです。

究極の利己主義が、
究極の利他主義になる。
それが、
タクシードライバーの仕事。