Interview08

試験に無事合格できた時の
喜びの笑顔
それを見るために、
日々努力を積み重ねる

Corporate staff

中島さん

事業支援部 研修課 2014年新卒入社

就職活動では「稼げる」「良い雰囲気」「休みがしっかり取れる」を軸に企業探しを行い、合同説明会にて国際自動車と出会う。そこで、フランクで人当たりの良い会社の雰囲気に魅力を感じ、ドライバーとして入社。班長経験を経て、2019年に事業支援部研修課へと異動。講師として、「地理試験」の対策講座を中心に行う。

期待に応えたいという思いで、
新たなフィールドへの挑戦を決意

中島さんは現在研修課で、新入社員の研修担当とのことですが、現在の職責に至った経緯を教えてください。

国際自動車へは、当初タクシードライバーとして入社しました。自分で言うのもなんですが、あまり積極的に就活をしていた方ではなく……若くても稼げるし、休みもたくさんある、ぐらいの志望動機でしたね(笑)。ただ、ドライバーとしての仕事そのものは面白く、また仲間に恵まれたこともあり、2017年からは班長(運行管理者)という仕事も任せてもらえるようになりました。研修課に移ったのは2019年の10月からで、これまでの実績が評価され、会社から声をかけてもらう形で実現しました。

これまでとまったく毛色の異なる仕事に、不安を感じることはありませんでしたか?

もちろん不安がまったくなかったわけではありません。ただ、自分のこれまでの頑張りをしっかりと評価してくれた喜びと、期待に応えたいという思いの方が強かったですね。また、自身が長くドライバーとして働いてきたからこそ、教えられることがあるのではないかとも感じました。ドライバーが直面する課題や悩みに対し、自分の経験が少しでも活かされれば、彼らの働きやすさはもちろん、会社全体の魅力向上にもつながるはずだ。そんな気持ちで、チャレンジする決心をしました。

生徒の数だけドラマがあり、
生徒の数だけ喜びがある

研修課では、普段どのような研修を担当されているんですか?

私が担当するのは、東京都でタクシードライバーとして働くために必須の資格である、「輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験」、通称「地理試験」の対策についてです。この試験に合格できないと、そもそもタクシードライバーとして働きはじめることができませんから、責任重大な仕事ですね。

講師としての経験がないなかで、どのようにして自分なりの授業方法を見つけていったのですか?

すべて「手探り」といった感じでしたね。試験問題を熟読し、どこで点数を稼ぐのが効率的かを考えたり、YouTubeの講義系のチャンネルを見て、分かりやすい説明の仕方や話し方を研究したり、とにかく思いつくことはすべて試しました。あとは、研修に参加している人たちの様子を、注意深く見ることも大切です。当然のことながら、暗記が得意な人もいればそうじゃない人もいますから、苦戦していると思われる人をいち早く見つけ、手厚くフォローするようにしたりもしましたね。

生徒たちが無事合格できた時は、やっぱりうれしいものですか?

それはうれしいですよ! 特に暗記が苦手で、たくさんサポートしなければならなかった人ほど、合格した時の喜びは大きいですね。研修担当として、合格数や合格率などの目標を定めて業務に当たってはいますが、そうした数字だけではない、人としての喜びがそこにはあります。

自分にしかない個性を大切に、
長所を活かして活躍してほしい

研修担当だからこそ感じる、国際自動車で活躍できる人の特徴などはありますか?

少し抽象的な表現かもしれませんが、「人間らしさ」を持っている人ですかね。ドライバーの仕事も、私のような研修の仕事も、すべては人間を相手にするわけですから、すべてがマニュアル通りにいくわけではありません。相手のことを考え、自分なりの答えを探せる、人間味のある人。そのほうが、本人も仕事をしていて楽しいでしょうし、より多くの人を喜ばせることができるはずです。だからこそ、ご入社いただく皆さまにはぜひ、自分なりの個性を発揮してほしいと思います。

最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします!

就職活動の際は、一歩踏み込んだ自己分析をして、どんな人生を送りたいのか、どんな夢を実現したいのか、ということを考えるようにすると良いと思います。たとえば、毎年のように海外旅行に行ける人生を送りたいと思ったら、ある程度収入が必要ですし、その一方で長期休みも確保できる環境がないといけない、といった形で絞り込んでいくことができますよね。仕事を選ぶというよりは、人生を選ぶという感覚で、いろいろな業界や職種を見るようにすれば、自分が本当にやりたいことも、見つけやすくなるのではないでしょうか。

ありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。